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組織的な大学教育改革推進プログラム

本学では、このたび平成21年度「組織的な大学院教育改革推進プログラム」に1件採択されました。
取組の概要等につきましては、次のとおりです。


取組名称

プロジェクト・リーダ型博士技術者の育成

取組担当者名

大学院工学府 教授 米本 浩一

取組期間

平成21年度~平成23年度

本事業の取組(概要)

技術立国日本の産業界が求める高度な技術者とは、深く専門的な探求能力はもとより、独創的な発想力により全体の複雑なシステムを構築することが可能で、 さらには世界規模の市場の中でコミュニケーション能力に長けた強いリーダシップが発揮できるグローバル・エンジニアのことです。
本教育プログラムは、開学以来の理念に基づき、世界をリードする高度技術者の育成を基本的な目標に掲げ、 社会的な要請に応える優れた人材を輩出する取り組みを更に強固に進めるため、今後とも技術立国日本を支える高度技術者として産業界に歓迎される 「プロジェクト・リーダ型博士技術者」を、博士の学位取得を前提とする学生に対して、博士前期・後期課程一貫教育体制にて集中育成します。

「プロジェクト・リーダ型博士技術者」の育成手法は、以下の通りです。

(1)専攻横断型開発プロジェクトを基軸とした履修プログラムの構築
専攻によらない総合システム技術を指向した実践型の開発プロジェクトに参加し、主体的な運営活 動により、技術的独創性と複雑システムを扱える総合力、そして連携する他外国の大学や企業との 連携を通じてコミュニケーション能力と強いリーダシップを養います。
(2)産業界での活動に必要な履修科目の新設と既存科目の選択必修化
産業界で活躍する技術者を講師として招き、最先端の開発プロジェクト・マネジメントおよび実践的なシステム工学に関する講義を履修し、プロジェクトの推進、また複雑システム設計を統括するための基礎知識や理論を習得します。
(3)プロジェクト・スーパーバイザリー・チームによる指導体制
各専攻の指導教員等から構成するプロジェクト・スーパーバイザリー・チーム ProST(Project Supervisory Team) を設置し、高度実践型の開発プロジェクトの企画立案、連携する外国大学および国内外企業との共同プロジェクト遂行支援、修了プロジェクトや博士論文審査、そして企業への就職活動を支援するなど、博士後期課程までの教育と研究の指導をより強固に推進します。
(4)その他の活動支援
本教育プログラムの履修学生で博士後期課程を目指す学生には、以下の支援を積極的に行います。
a. 履修の弾力化
クォーター制の導入等により履修の弾力化を図り、早期終了を可能にします。
b. 博士課程全般での経済的支援
博士前期課程進学時から希望者にはTA・RAの雇用等により経済的支援を行います。
c. 国際学会発表やプロジェクト活動に関わる海外派遣等の推進
世界を相手に戦える国際的な視野を磨きます。

取組の概要

組織的な大学院教育改革推進プログラムとは?
文部科学省では、平成19年度より、「新時代の大学院教育」(平成17年9月5日中央教育審議会答申)、「大学院教育振興施策要綱」(平成18年3月30日文部科学省)等を踏まえ、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程を対象として、優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化及び国際化を推進することを目的として「組織的な大学院教育改革推進プログラム」(「大学院教育改革支援プログラム」から事業名称変更)を実施しています。


学長室より
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情報工学部サテライトサイト
生命体工学研究科サテライトサイト
採用情報
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