更新日:2025.12.25
Kyutech EDGEとは?
九州工業大学の大学院留学生が、日本国内企業で就職し、産業界で活躍できるように「日本語教育」「キャリア教育」「インターンシップ」を主軸に構成する令和8年度から開始の正課外教育プログラムです。
■9つのポイント
1)大学院留学生特化型プログラム
2)ポイント制
3)2コース制
4)春入学留学生・秋入学留学生双方に対応
5)入学前からプログラム修了までの継続支援
6)有資格職員による伴走支援
7)日本語能力試験の受験料補助
8)企業・自治体とのコンソーシアムによる企業支援
9)修了後の留学生リスキリング支援
教育プログラムの概要
【履修定員】
4月および10月の入学時期ごとに10名程度
【履修要件】
または、本学日本語教員がN3相当以上と認めていること
【標準履修期間】
1年(春入学4月~3月、秋入学10月~9月)
【修了要件】
- 日本語能力群から20ポイント以上修得すること
- ビジネス日本語能力群から10ポイント以上修得すること
- キャリア教育群から30ポイント以上修得すること
- インターンシップ群から20ポイント以上修得すること
- 全科目群から80ポイント以上修得すること
教育プログラムを構成する科目など
①日本語教育
【到達目標】
- 日本の職場で業務を遂行するために必要な日本語能力を習得し、日常会話からビジネス場面まで適切に対応できる言語運用力を身につけること
- 敬語やビジネス表現を適宜使いながら周囲と円滑なコミュニケーションを図り、協働できること
- 専門分野に関連する日本語や技術文書を理解する力を伸ばし、自発的な学習を継続できる姿勢を身につけること
【目標設定の考え方】
留学生が日本国内で円滑に就職活動を進めるためには、JLPT N3相当以上の基礎的日本語力に加え、日常場面で意思疎通を図るためのコミュニケーション能力が不可欠です。さらに、企業が求めるビジネス日本語、職場内での会話運用能力、報告・連絡・相談など、業務遂行に直結する高度な言語スキルが必須となります。
本プログラムでは、これらの日本語能力を段階的・体系的に育成することを主要な目標とします。また、専門分野に関わる日本語運用能力や技術文書の読解力は産業界において重要性が高い一方、授業時間のみで十分に扱うことは困難です。そこで、学生が自律的に継続学習を進められるよう、自己学習を促進する仕組みを導入し、継続的な言語力向上を図ります。
また、日本語の入門科目および補講を開講し、学生の日本語習熟度に応じて基礎力を補完できる体制を整備します。これにより、多様な日本語レベルに対応し、着実な学習成果につながる教育環境を構築します。
【修了に必要な単位数等】
日本語能力群のうち「日本語Ⅰ~Ⅳ」から20ポイント以上、ビジネス日本語能力群から10ポイント以上修得すること
②キャリア教育
【修了に必要な単位数等】
指定科目群から30ポイント以上修得すること
③インターンシップ
【修了に必要な単位数等】
指定科目群から20ポイント以上修得すること











