スマホから環境・エネルギー問題まで
-自然から学び、新技術を創出する-
スマホから環境・エネルギー
問題まで-自然から学び、
新技術を創出する-
自然界の普遍的な法則を探究する自然科学と、情報・システム技術としての情報工学を融合した教育と研究を通じて、イノベーションにつなげる融合領域研究を切り拓くことができる技術者の育成に力を入れています。物理情報工学科では、物理学、電子工学、情報工学を駆使し、情報化社会の持続的進展を支える技術を生み出す「電子物理工学コース」と、物理学、生物学、情報工学を駆使し、学際領域の新たな技術を生み出す「生物物理工学コース」を設けています。卒業後は、大学院に進学するほか、情報通信産業、総合電機、環境・エネルギー、自動車、精密機器、ナノテクノロジー、材料・素材、音響、医歯菜、食品、化粧品などの幅広い分野で、イノベーションを創出する技術者としての活躍が期待されます。
超電導や半導体などのエレクトロニクス材料、光・レーザーシステム、電磁流体力学などの研究分野を中心に、物理・電子物理工学と情報工学を利活用して、新技術を生み出す技術者を養成するための教育と研究を行います。そのために、物理学、電子物理工学、ナノテクノロジー、計測技術および情報工学分野の知識と技術を多岐にわたって学び、理論や実験を通して問題解決の方法をより深く探求できるように基礎固めを行います。将来、多種多様な分野で、革新的な研究や開発を行える技術者を育成します。
金属などの硬い物質(ハードマター)とは対照的に、生体分子(タンパク質、DNA)・高分子・液晶・生体膜などの柔らかい物質(ソフトマター)や、それらで構成される生物・生命現象について、物理学と情報工学の観点から教育と研究を行います。そのために、生物学、物理学、計測・可視化技術、数理モデルを基にしたシステムデザインにつながる知識と技術を学びます。将来、新素材・材料、医歯薬、化粧品、食品、環境、計測技術、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、生命科学などの多種多様な分野で、生物・物理・情報工学を融合した学際領域の研究や開発を行える技術者を育成します。