現代のあらゆる産業や社会生活に関係し必要不可欠な電気電子工学。その対象範囲は広く、発電や送電など電気エネルギーを扱う分野、電車から家電製品やコンピュータなどの電気・電子機器を動かす電子デバイスや電子回路を扱う分野、スマートフォンやインターネットなど電子システムを扱う分野に亘っています。
「電気電子工学科」は、この広範な分野において、次世代のエネルギー、電子デバイス、回路、電子システム化技術などに通じたエンジニアの育成により、社会をより豊かなものとすることを教育の目的にしています。
2年生までに、電気電子系基礎科目の確実な修得を目指し、3年生からは「電気エネルギー工学コース」、「電子システム工学コース」の2つに分かれ、より専門的な学習を行います。
電気電子工学の基礎である数学と物理が得意な人、知的好奇心や創造力を豊かに持ったチャレンジ精神あふれる人。そんなキミたちが、やがてこの分野を支え、さらには世界を変えていくことでしょう。
電気エネルギーの発生、輸送、貯蔵、変換などの基礎技術と各産業分野での電気エネルギー利用の諸技術、半導体を柱にしたデバイス作製プロセスの高度化、新しい機能性材料の開発、パワー半導体の開発と応用を目指す諸技術などを幅広く学びます。
コンピュータやシステムLSIなどからなる電子機器の設計・構築技術、画像処理・音声処理などの信号処理に関する技術、光通信・無線・通信ネットワークなどの電気通信に関する技術などを幅広く学びます。