本学で実施してきた「国際連合と連携した宇宙能⼒構築のための留学⽣事業」が、平成29年度第3回宇宙開発利⽤⼤賞の外務⼤⾂賞を受賞しました。
この賞は、宇宙開発利⽤の推進において⼤きな成果を収める、先導的な取り組みを⾏う等、宇宙開発利⽤の推進に多⼤な貢献をした優れた成功事例を表彰するもので、本学の受賞は平成25年度の第1回宇宙開発利⽤⼤賞「経済産業⼤⾂賞」に続き、2回⽬の受賞です。
平成30年3月20日(火)に東京で行われた授賞式では、副工学研究院長の中尾基 教授が本学の代表として「表彰状」「トロフィー」を受け取りました。授賞式には、安倍晋三内閣総理大臣、林芳正文部科学大臣、世耕弘成経済産業大臣らがプレゼンターとして登壇し、安倍総理大臣から「無限の可能性を秘めた、この宇宙分野で次なる偉大な一歩を踏み出すのは皆さんである、と確信しています。どうか、人類の夢と希望をのせて、次の時代を切り拓いていただきたい。」と祝辞と期待の言葉が贈られました。
【取り組みの概要】
「国際連合と連携した宇宙能⼒構築のための留学⽣事業」は、工学研究院先端機能システム研究系の趙孟佑
教授らが中心となって進めている取り組みです。途上国・新興国における宇宙開発⼈材のニーズに応える
ため、国連宇宙部と連携して、⼤学院宇宙⼯学国際コース(SEIC)を設置し、持続可能な宇宙開発事業等を
ゼロから⽴ち上げられる⼈材を育成することで、宇宙空間の平和利⽤の推進・拡⼤に貢献することを目指
しています。
【受賞のポイント(選考委員会講評)】
国連宇宙部と連携し、国際的に宇宙分野での人材育成に貢献した点を評価。
宇宙技術が国際貢献の一つの重要なツールと認められたことの意義は大きい。
◇プレスリリース記事はこちら