九州工業大学の学生チームが「起業家甲子園」で3年連続受賞
~ 令和7年度パートナー企業特別賞(NEDO賞)を受賞 ~
この度、国立大学法人九州工業大学(以下、九工大)の学生が代表を務めるチーム「創^3(そうきゅーぶ)」が、2026年3月10日に、総務省及び国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が主催する起業家甲子園において、パートナー企業特別賞(NEDO賞)を受賞しました。
「創^3」は、器用で効率的な把持・運送を可能にする力覚吸着グリッパを開発し、物体にかかる力をリアルタイムに把握する技術と吸着搬送を組み合わせた独自性に加え、物流・製造・農業など幅広い分野での活用が期待される点が評価されました。これにより、九工大は本大会において、3年連続受賞の快挙を達成しました。
起業家甲子園は、ICT分野を中心とした学生スタートアップによる全国大会であり、各地域大会を勝ち抜いた学生チームのみが出場する国内最高峰の学生ピッチコンテストです。
九工大は、研究成果の社会実装とイノベーション創出を推進するため、九工大発スタートアップの創出に取り組むとともに、起業に興味・関心のある教員・学生を対象としたセミナーの開催など、学内での活発な起業支援に取り組んでいます。今後もこのような取り組みを通して学生・教員の挑戦を後押しし、九工大発スタートアップの創出と、社会課題の解決に貢献するイノベーション人材の育成を推進してまいります。
■ 受賞者について
| 起業家甲子園(※1) | |
| 会社名・チーム名 | 創^3(そうきゅーぶ) |
| 代表者 | 泉 創 (大学院生命体工学研究科博士後期課程生命体工学専攻2年) |
| 発表内容 | 器用で効率的な把持・運送を可能にする力覚吸着グリッパの実現
開発した力覚吸着グリッパは、物体の搬送作業に特化したロボットハンドです。従来は対象物の硬さや形状ごとに専用設計が必要で、柔軟な運用が難しいという課題がありました。本グリッパは、吸着可能な面を有する物体であれば、硬いものから柔らかいものまで幅広く対応可能です。例えば、トマトのような傷つきやすい物体でも、損傷を抑えて把持・搬送できます。さらに、内部に6軸力覚センサを搭載し、吸着時の力をリアルタイムに計測します。取得したデータを基にロボットの軌道を自動補正し、最適な吸着力を維持することで、安定した搬送を実現します。 |
| 受賞内容 | パートナー企業特別賞(NEDO賞) |
※1 全国から選抜された学生チームによるビジネスプランコンテスト。全9チームが出場。
■直近の受賞歴について
| 令和5年度 | 起業家甲子園 | NICT理事長賞、パートナー企業特別賞ほか、4件受賞
介護施設における業務サポートロボット:佐保 チーム名「Sabotics」/ 代表 磯本 航世 |
| 令和6年度 | 起業家甲子園 | 総務大臣賞、パートナー企業特別賞ほか、4件受賞
超小型人工衛星を活用した軌道上実証サービス チーム名「Kics Space Technologies」/ 代表 佐藤 凜 |
| 令和6年度 | 起業家万博 | 総務大臣賞、パートナー企業特別賞、3件受賞
球駆動式全方向移動機構を活用したロボットの開発・製造・販売 株式会社 TriOrb(トライオーブ)/ 代表取締役CEO 石田 秀一 |
■(参考)
◇令和7年度起業家甲子園受賞結果についてはこちら(NICT-情報通信研究機構 WEBサイト)
◇九工大発スタートアップ企業、及び本学学生が代表を務めるチームが令和6年度起業家甲子園・起業家万博で総務大臣賞(最優秀賞)をW受賞についてはこちら
◇本学学生チーム「Sabotics」が令和5年度 起業家甲子園でNICT理事長賞(準グランプリ)を受賞しましたについてはこちら
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