更新日:2023.06.12
2023年5月9日、10日、東京大学武田先端知ビルで開催されたLSIとシステムのワークショップにおけるポスター発表(学生部門)で、宍戸優樺さん(大学院生命体工学研究科 生命体工学専攻 博士後期課程1年)らが優秀ポスター賞を受賞しました。本ワークショップは集積回路設計分野における国内最大規模の会議で、52件の研究がポスター発表されました。
受賞対象となった研究成果である『海馬機能を模倣したディジタル・アナログ併用脳型メモリ回路コア』は、脳の一部である海馬の機能を模倣した低消費電力チップで、ホームサービスロボットへの搭載を目的としています。家庭内で得られる少ない経験を記憶し引き出すことで柔軟な知的処理を実現するシステムの一端を担っています。
本研究成果は、国立開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られたものです。
【受賞対象】
受賞者 | 宍戸優樺(大学院生命体工学研究科 生命体工学専攻 博士後期課程1年) 野村修特任教授(大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻) 立野勝巳准教授(大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻) 田向権教授(大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻) 森江隆特任教授(大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻) |
研究成果 | 海馬機能を模倣したディジタル・アナログ併用脳型メモリ回路コア |
指導教員 | 田向権教授(大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻) |