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本学学生プロジェクト「すぐ創る課」とパーキンソン病を患う元科学教室指導員が科学教室を開催しました

更新日:2022.12.13

2022年12月10日、若松キャンパスにおいて、本学大学院生命体工学研究科の学生が率いる学生プロジェクト“すぐ創る課”と北九州市で科学教室などを半世紀近く務め、現在は難病のパーキンソン病と闘う小泉憲司さんが科学教室「楽しくモーターを作ろう!」を開催しました。

小泉さんは元中学教諭で市立児童文化科学館が昨年12月に閉館するまで、46年にわたって科学教室の講師や指導員を務められました。難病を発症後も科学の指導を続けられていましたが、次第に手の震えで細かい作業がしにくくなり、強い力を加えることも困難になっておられました。そこで、“すぐ創る課”との出会いにより、学生たちが小泉さんの工作をサポートする補助器具を製作する等の支援をこれまで行ってきました。

今回の科学教室にはひびきの小学校から3組の親子が参加し、アルミホイルや磁石、電池を使ったモーターの作り方を学びました。小泉さんは“すぐ創る課”のサポートの下、スライド上映や磁力・電流の仕組みを説明されました。

参加した小学生からは歓声が上がり、小泉さんんも「久しぶりに現場に戻れてうれしかった。今後も子供の役に立ちたい」と話されていました。

今回の科学教室については、2022年12月11日の読売新聞「難病の元講師 衰えぬ科学熱」で紹介されました。


科学教室の様子


学長室より
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