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衛星FUTABAが宇宙空間へ放出されました

更新日:2022.08.19

本学の学生プロジェクトチーム「衛星開発プロジェクト」が開発した衛星FUTABA(ふたば)が宇宙空間に放出されました。

衛星FUTABAは、本学の学部学生中心の学生プロジェクトチーム「衛星開発プロジェクト」により、2017年から開発をスタート、コロナ禍での開発となり様々な苦難を経て、2022年7月15日にスペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)内で待機していました。

この度、2022年8月12日(金)18:45、ISS内の日本実験棟「きぼう」より、無事宇宙空間へ放出されました。

その後、衛星FUTABAからの電波の受信確認もでき、今後、「鉛フリーはんだのウィスカ検証」と「磁気トルカでの3軸姿勢制御」という主に2つのミッションに挑んでいきます。

当日は、北九州市科学館『スペースLABO』でパブリックビューイングも実施し、開発メンバーだけでなく、小中学生など多くの来場者とともに放出の瞬間を見守りました。

パブリックビューイングでは、本学衛星開発プロジェクトのメンバーによる「人工衛星に関するミニ講義」や、FUTABAやJAXAの革新的衛星技術実証3号機に採択されたMITSUBA、現在開発に参加中のYOTSUBAの概要を紹介し、衛星に関するたくさんの質問が寄せられるなど大変盛況なイベントとなりました。

また、FUTABAの開発にあたっては学生プロジェクトとしての予算のほか、株式会社千鳥屋本家様、株式会社HMD様、学校法人鎮西敬愛学園 敬愛高等学校様のご支援や、クラウドファンディングを通じて多くの方々のご支援を頂き完成させることができました。


スペースLABOでのパブリックビューイングの様子1


スペースLABOでのパブリックビューイングの様子2


プロジェクトマネージャーの大星旭弘さん

プロジェクトマネージャーの大星旭弘さん


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