2021年7月26日、北九州SDGsイノベーション&アントレプレナーシッププラットフォーム(通称:KIEPS(キープス)*)キックオフシンポジウムをオンラインで開催し、200名を超える方にご参加いただきました。
本シンポジウムでは、KIEPSの取り組みに加え、福岡市を拠点とするGAP NEXTの取り組み、さらに文部科学省、北九州市が進めるスタートアップ創生のための施策も合わせて、ユニコーン企業創出を実現するための取り組みについて情報発信を行いました。
パネルディスカッションでは、文部科学省、北九州市、GAP NEXT、KIEPSそれぞれの立場からスタートアップエコシステムを実現するための課題と解決に向けた取り組み、方策について活発な意見交換がありました。北九州市を拠点とするKIEPSと福岡市を拠点とするGAP NEXTはすでに密な連携を開始しており、その効果が出てきているという前向きな意見もありました。
今後もプラットフォーム間の連携、自治体、文部科学省だけでなく多様なステークホルダと相乗効果を出しながら、北部九州を起点にスタートアップエコシステムの創出を実現していきます。
*本プラットフォームは、北九州市が「モノづくり」で培った基盤技術をベースにしながら、SDGsで挙げられる課題解決と技術シーズマッチングによるイノベーション創出を目指す。また、「ロボット・環境」などの分野を中心に、デジタルトランスフォーメーション(DX)を起こすことで、既存産業を変革し、顧客志向の製品やサービスを提供可能とする新たな産業の育成を支援する。そのために、九州工業大学、北九州市立大学、長崎大学がともに、大学発ベンチャー育成を目的としたインキュベーションプログラムの豊富な運用経験を持つ株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズとタッグを組むことで、既存産業の変革を実践できる技術・人材供給の場となることを目指していく。