2019年8月15日(木)~18日(日)、新潟県長岡市アオーレ長岡で開催された「RoboCup Japan Open 2019@ホームリーグ」に、生命体工学研究科の学生が中心となって結成している“Hibikino-Musashi@Home”チーム(主指導教員:生命体工学研究科 田向権 准教授)が参加し、実機リーグW優勝の2冠という快挙を達成しました。
@ホームリーグは、家庭やオフィスといった、人間の生活空間で人間と協力して働くサービスロボットの性能を評価するリーグです。ロボットには、人間と自然な意思疎通を行い、周辺の環境を認識し、自ら行動を計画し実行するための、高い人工知能の能力が求められます。近年の人工知能の急速な発展に伴い、@ホームリーグはRoboCupの中では最も巨大なリーグとして成長を続けており、また、企業からの注目度も極めて高く、トヨタやソフトバンクのロボットも標準機として採用されています。
Hibikino-Musashi@Homeは、OPL(Open Platform League,自分たちで作ったロボットで出場する無制限級)と、DSPL(Domestic Standard Platform League,TOYOTA HSRで出場する標準機リーグ)、Educationリーグ(入門用リーグ)へと参戦し、OPLとDSPLでダブル優勝、実機リーグ2冠という快挙を成し遂げました!チーム史上最高の成績となりました!
また、Educationリーグでは、新人のみのチーム構成で、かつ、海外から参戦してきた今年の世界大会上位3チームが出場する混戦リーグにて、5位と健闘しました。
Hibikino-Musashi@Homeは、近年好成績を収めており、世界の強豪チームとして広く認知されています。
「RoboCup 2019」 3位入賞(世界大会)
「RoboCup Asia-Pacific 2019」準優勝(世界大会)
「RoboCup 2018」 優勝(世界大会)
「RoboCup Japan Open 2018」優勝
「World Robot Summit 2018」優勝(世界大会)
「RoboCup 2017」 優勝(世界大会)
今後ますますの活躍にご注目ください。
なお、Hibikino-Musashi@Homeは、九州工業大学・明専会学生創造学習支援プロジェクトや、連携大学院インテリジェントカー・ロボティクスコース(カーエレ・カーロボ連携大学院)より支援を受けております。本学では、同窓会である明専会や企業と連携し、学生グループによる創造的なプロジェクトに対し、その活動を強力にサポートしています。
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