2026年6月12日、大手町パークビルディング(東京都)で「NEDO Challenge for BLUE ECONOMY」1次コンペティション表彰式が開催され、九州工業大学は部門4「自由技術部門」において、第3位に入賞し賞金100万円を獲得しました。
「NEDO懸賞金活用型プログラム/広範囲な浅海における短時間計測・観測システムの開発(NEDO Challenge for BLUE ECONOMY)」は、ブルーカーボン産業の発展に寄与する革新的技術、および船体付着生物の把握・清掃につながる技術の創出を目的とした懸賞金型コンペティションです。
地球温暖化による気候変動は世界各地に深刻な影響を及ぼしています。海洋は、人間が排出する二酸化炭素(CO₂)の約4分の1を吸収しており、特に沿岸域の生態系が蓄える「ブルーカーボン」は高い炭素貯留能力を持っています。
2026年5月11日~15日の5日間、平沢マリンセンター(静岡県)で、1次コンペティションが開催され、「大型藻類の育成状況の把握・計測」と「船底付着生物の把握」の2つのテーマのもと、全5部門による競技が行われました。本学は、部門2、4、5に出場し、このうち部門4「自由技術部門」において、第3位となりました。
本学は、パナソニック株式会社と海中電波通信に関する共同研究を進めています。海中では電波の減衰が大きく、GPSのような位置計測装置、Wi-Fi無線の利用が困難であることから、海中電波通信はこれまで十分な研究が行われてきませんでしたが、本研究開発の結果、距離4mで1Mbpsの通信に成功しました。その技術を自律型水中ロボット(AUV)に適用することで、リアルタイムでの海底画像伝送を実現しました。その新規性が高く評価され今回の入賞につながりました。
【受賞対象】
| 代表受賞者 | 江口 和弘 (研究本部 ネットワーク&スマートシステム研究センター 特任教授) |
| 発表題目 | 海中電波通信によるUUV撮影動画と位置情報のリアルタイム伝送による大型藻類の生育状況把握 |









