2025年10月15日、昨年に引き続きJICA九州より依頼を受けて、若松キャンパスにおいて、大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻の柴田 智広教授と研究室の学生らは、インドネシアからの一行を受け入れました。研修は、インドネシアの大学における学長・副学長クラスを含む高等教育関係者が参加し、産学官連携やイノベーション創出に関する理解を深めることを目的としています。
当日、藤原 義久主席高度専門職員(イノベーション本部産学イノベーションセンター研究推進部門)が、URA(University Research Administrator)による産学連携推進活動について紹介しました。大学における研究推進体制や企業との連携事例について、具体的な取り組みを交えながら説明し、参加者は高い関心を示していました。
続いて、柴田教授は、日本および九工大におけるロボット・AIを活用した介護イノベーションの取り組みについて講義を行いました。 超高齢社会を背景とした課題や、リハビリテーション支援、歩行支援、生活支援ロボットなどの研究開発事例を紹介し、参加者との間で活発な質疑応答が行われました。
その後、九工大の介護イノベーション拠点であり、厚生労働省のリビングラボとして位置づけられている「スマートライフケア共創工房」において、体験型見学会を開催しました。見学会では、評価・計測ゾーンの紹介や各種ロボットの実演・体験を行い、参加者は九工大および日本の先進的な介護ロボット技術を体感しました。特に、国産の移乗支援ロボットやアシスト歩行器の体験は好評で、参加者は自ら操作を行い、その有効性や社会実装の可能性について理解を深めました。
研修を通じて、九工大の産学連携および介護イノベーションに関する取り組みが、インドネシアの高等教育機関における今後の発展や国際連携の促進に寄与することが期待されます。









