更新日:2026.04.21
2026年4月、大学院工学研究院物質工学研究系 齋藤 泰洋准教授らの研究「圧力スイングCO2再生塔における気液対向流れの三次元可視化」が、公益財団法人計算科学振興財団(FOCUS)が刊行する「FOCUSスパコン活用事例(第16号)」に掲載され、PICK UP!されました。
齋藤准教授らの研究グループは、環境・エネルギー分野において、圧力スイングCO2再生塔の内部で起こる気体と液体の流れを三次元的に可視化することに成功しました。これまで、再生塔内で液体がどのように流れ、どこに滞留するのかは、実験でも数値解析でも十分に明らかにされていませんでしたが、スーパーコンピュータを用いた大規模シミュレーションにより、実際の装置構造を再現し、その挙動を直接観察することが可能となりました。
この研究により、CO2放出に伴う液体の性質変化が流れに与える影響や、液体の分布を均一にするための条件が明らかになりました。これらの成果は、CO2回収プロセスの効率化や省エネルギー化、さらにはカーボンニュートラル社会の実現に向けた技術開発に貢献するものです。
なお、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務(JPNP21024)の結果得られたものです。
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FOCUSスパコン活用事例(第16号)表紙(画像提供:計算科学振興財団)









