九工大の重点交流協定校の1つであるマレーシアのマラ工科大学(UiTM)と双方向型学生交流プログラムを実施しました。双方向型学生交流プログラムはKyutech教育推進事業の採択を受けた取り組みで、派遣は今回で4回目、受入は3回目の実施となります。プログラム全体のコーディネーターは教養教育院人文社会系の齋藤 宏文教授が担当しています。
2026年2月23日~28日の6日間、学部生12名をUiTMに派遣しました。参加した学生は、現地のUiTMの学生と共に工学部の研究室を訪問し、マレーシアの伝統楽器の演奏や伝統舞踏といった文化を体験しました。閉講式では、学生が一連の活動を通して得た知識や能力について、英語で報告しました。
今回の派遣はイスラム教の断食月(ラマダン)期間中に行われました。参加学生達は、日中の飲食ができないムスリム学生への配慮を心がけながら、充実した交流を果たすことができました。また、現地の有名なスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスク(通称ブルー・モスク)で食料の配給を手伝いました。イフター(日没後の断食明けにとる食事)では、モスク内にて右手を用いたムスリム式の食事作法を実践しました。参加学生にとってラマダンの宗教的・思想的内容への理解を深め、現地の人々の生活文化を実体験する貴重な機会となりました。
次に、2026年3月9日~14日の6日間、戸畑キャンパスにおいて、UiTMから学生12名とアドバイザー教員1名を招いて、受入プログラムを実施しました。現地で親しくなった学生たちを国内に迎えて交流できるのが、双方向型交流プログラムの特徴です。3月10日には北九州エコタウンセンターを訪問し、ランゲッジ・ラウンジの白石眞也スタッフの通訳により、北九州市による持続可能な社会の実現に向けた先端的な取り組みへの理解を深めました。3月12日には白野江植物公園と門司港周辺でフィールド・ワークを実施し、そこで発見した日本とマレーシアの生活環境の違いを基にアイデアをまとめ、3月13日に派遣プログラム参加者の九工大生12名と協働学習を行いました。各日のプログラム終了後には、九工大生が北九州市内の各所を案内し、交流を深めました。
多様なマレーシア学生との交流を通して、参加学生は多文化環境における意思決定やコミュニケーション在り方について改善を繰り返し、全員が成長を実感した様子でした。









