2026年3月9日、留学生を対象とした実地見学旅行を福岡市で実施しました。今年度は、櫛田神社、博多町屋ふるさと館、福岡市民防災センターを訪れ、歴史文化の学習から防災体験まで、幅広い内容となりました。あいにく当日は朝から雨でしたが、3キャンパスから参加した16か国37名の留学生は各訪問地で多くの学びや新たな発見を得ることができました。
最初に櫛田神社を訪れ、留学生たちは境内を思い思いに散策していました。中でも 迫力ある大きな飾り山を前に写真を撮ったり、細部まで熱心に見入ったりする姿が多く見られました。その後、博多町屋ふるさと館へ移動し、明治・大正時代の博多の暮らしについて学びました。展示されている生活用品や町屋の再現に、留学生たちは興味深そうに見入っていました。
午後は福岡市民防災センターで本格的な防災体験を行いました。VRを用いた災害体験では、まるで本当の災害現場の中にいるような臨場感あふれる体験に、留学生からは驚きの声が上がりました。疑似煙を用いた煙避難体験では、視界が制限された空間を布で口を覆い姿勢を低くして進む訓練を行い、「無意識のうちに煙を吸い込んでしまう危険性」を実感する機会となりました。さらに、地震体験や消火器を使った簡易的な消火訓練にも挑戦し、災害時に必要な基本行動を体験的に学ぶ貴重な機会となりました。
参加した留学生からは「実際に体験して初めて理解できることが多かった」「母国では経験できない内容で貴重な体験となった」などといった声が寄せられました。また、異なるキャンパスからの参加者が一日を通して行動をともにしたことで、自然と会話が生まれ、交流を深める良いきっかけにもなりました。
今回の体験が、今後の日本での安全・安心な生活に役立つとともに、留学生同士の継続的な交流の礎となることが期待されます。









