更新日:2025.10.31
2025年9月26日~28日、奈良教育大学(奈良市)にて、第58回日本原生生物学会大会が開催され、大学院工学府 博士後期課程 工学専攻 機械工学コース 3年の梅野 錬さんが、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
本研究では、矢吹研究室で開発した、熱量分解能200pWを有する自立マイクロチャネル型ナノカロリメータを用いて、単一の原生生物(アメーバやゾウリムシ)の代謝熱の計測に成功しました。さらに、細胞サイズに応じて代謝熱が増加することを明らかにし、新たな知見を示しました。
これらの発表内容が高く評価され、今回の受賞に至りました。
◇日本原生生物学会についてはこちら
【受賞対象】
| 受賞者 | 梅野 錬 (大学院工学府 博士後期課程 工学専攻 機械工学コース 3年) ※JST「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」事業支援対象学生 | 
| 発表題目 | 原生生物の代謝スケーリング解明に向けた単一細胞熱分析技術の開発 | 
| 指導教員 | 矢吹 智英 (大学院工学研究院 機械知能工学研究系 教授) | 
◇※JST「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」事業についてはこちら
◇九州工業大学博士学生支援についてはこちら


 







