2025年9月26日~28日の3日間、フィンランド発祥の欧州最大級のハッカソン「JUNCTION」のローカル版である「JUNCTION X」を日本で初開催しました。
「JUNCTION X」は世界各国で開催される学生主導型ハッカソンで、プログラミングやアイデアを使って、短期間で新しいサービスやプロトタイプなどを創る技術開発イベントであり、世界各国から学生、技術者、デザイナー、開発者などが集まり、テーマに沿って課題解決策を創造する国際色豊かな大会です。
本年6月30日、フィンランドのエスポ―市にて、アールト大学の学生起業家支援団体 「Aalto Entrepreneurship Society (Aaltoes) 」との連携に関する協定、およびJUNCTION本部とのライセンス契約を締結したことにより、日本誘致が実現しました。また、文部科学省「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出事業」の共同実施機関である立命館アジア太平洋大学(APU)の協力のもと、九工大戸畑キャンパスのGYMLABOにて「JUNCTION X KYUTECH」は開催されました。
大会の運営は、九工大からは立候補した9名の学生が、リーダー、副リーダー、経理、アウトリーチ、異文化対応、技術、ウェブサイト、モデレーターなどの役割を担当し、さらにAPUから8名の学生クルーが加わり、学生による運営チームを編成・運営しました。また、フィンランド、日本、バングラデシュ、中国、インドなど、世界各国から集まったプレーヤー、学生スタッフ、サポーターなど、総勢約80名が協力し、多様なアイデア・技術・スキルが交差する中で、さまざまな課題に挑戦する充実した3日間となりました。
なお、本大会では、三好 弘晃氏(NEC Fellow・航空宇宙領域)、鬼塚 慎一郎氏(全日空商事株式会社宇宙ビジネス開発室 室長)、亀川 滋郎氏(九州電力株式会社テクニカルソリューション統括本部・DX推進本部・イノベーショングループ長)を審査委員としてお迎えしました。また、九州電力株式会社、京セラ株式会社、トヨタ自動車九州株式会社、日鉄ソリューションズ株式会社、日本電気株式会社(NEC Corporation)、ピクシブ株式会社(pixiv Inc.)、株式会社村田製作所、立命館アジア太平洋大学 (APU)、北九州観光コンベンション協会に協賛・後援をいただき、産学連携による新たなイノベーション創出の場として大きな注目を集めました。
◇Aaltoes(フィンランド)との連携推進に関する協定を締結しましたについてはこちらをご覧ください