更新日:2025.09.18
2025年9月8日、戸畑キャンパスの百周年中村記念会館多目的ホールにて、九州大学と九州工業大学の主催で「2025年度 第1回 数理・DS・AIコンソーシアム九州・沖縄ブロック会議」を開催しました。県内外の大学・高専・省庁・企業から過去最多となる87名が参加し、講演やグループディスカッションが行われました。
はじめに、文部科学省 高等教育局 専門教育課 専門官の今川 新悟氏より、「大学等における数理・データサイエンス・AI教育の推進」と題した講演が行われ、現状と課題を交えながら、デジタルリテラシー向上に関する取り組みを紹介しました。
初参加校によるプレゼンテーションでは、各校の取り組みが紹介され、千歳科学技術大学 情報システム工学科の小松川 浩教授より、AIを活用した講義の実践方法について、具体的な事例を交えて紹介しました。
また、産業界からは、トヨタ自動車九州株式会社 TQM推進室の佐々木 康博氏より、九工大との連携事例を通じて、大学教育と企業が求める人材育成の接点について報告しました。今回、産業界からも多数の参加があり、教育と実務の連携に関する情報共有の貴重な機会となりました。
本会議では、さまざまな立場の参加者が一堂に会し、数理・データサイエンス・AI教育に関する取り組みや課題を共有するとともに、今後の連携と発展に向けた活発な意見交換が行われる有意義な場となりました。
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