2025年8月21日~28日、九工大戸畑キャンパスにおいて、国際PBL(Project Based Learning)ワークショップ「2025 KYUTECH International PBL Workshop」を開催しました。ワークショップには、台北科技大学(台湾)および釜山大学校(韓国)から学生が来日し、九工大の学生とともに総勢41名が参加しました。参加者は、6チームに分かれ、自律走行ロボット製作に1週間を通して取り組みました。
初日には、ロボット製作の概要と、最終日に実施する競技会のルールの説明を行いました。その後のアイスブレイクでは、チームメンバー同士が交流を深め、打ち解けた雰囲気の中で活動がスタートしました。製作期間中、学生たちは時間を忘れるほど集中し、積極的に意見を交わしながら取り組む姿がとても印象的でした。
また、休日にはチームメンバーで出かけ、九工大生が台湾や韓国からの参加者に北九州の魅力を紹介するなど、協働学習を超えた交流も見られました。
最終日は、各チームによる英語でのプレゼンテーションが行われ、完成した自律走行ロボットを用いたリーグ戦方式の競技会を開催しました。競技会では、ロボットの動きに歓声が上がる場面や、思い通りにロボットが動かず悔しがる様子など、参加者たちの熱意が会場全体に広がり、大いに盛り上がりました。
参加した学生からは、「自分の専門分野に英語を使いながら取り組めたことが嬉しい」「文化の異なる学生同士で意見をすり合わせながら取り組むのは非常に有意義だった」といった感想が寄せられました。3大学の連携によって、技術的な学びに加えて、国際的な協働の場としても充実した内容となり、実り多いワークショップとなりました。
今後の学生たちのさらなる活躍にご期待ください。

初日のアイスブレイクの様子

ロボットカー製作の様子

競技会の様子

集合写真