更新日:2025.08.25
九州工業大学大学院情報工学府と、筑陽学園中学・高等学校は、相互の教育に係る交流・連携を図ることを目的として、連携協定を締結しています。
2025年8月19日、筑陽学園中学・高等学校の中学3年生および高校1~2 年生の計42名が大学を訪問し、連携協定の一環として、体験学習を行いました。
プログラムは、大学院情報工学研究院の坂本 比呂志研究院長の開講の挨拶から始まりました。午前中は、2つの研究室を訪問し、情報工学研究院 生命化学情報工学研究系の末田 慎二教授の研究室では細胞の蛍光観察、物理情報工学研究系の小田部 荘司教授の研究室では、超伝導体の体験を行いました。さらに、共通・共用機器室では、装置の説明を受けながら、使用される材料に実際に触れる体験も行いました。
昼食は、筑陽学園高等学校の卒業生である九工大の学生10名とともにとり、和やかな雰囲気の中で談笑しながら、会話が弾む楽しいひとときを過ごしました。
午後のプログラムでは、情報工学府の学生1名による「大学生活と研究内容」に関する発表が行われました。続いて、情報工学部の学生2名による「大学受験の経験談」の発表があり、参加者にとって参考になる、大変有意義な時間となりました。
実施後のアンケートでは、すべての生徒の皆さんから「参加して良かった」との感想が寄せられ、大変充実した一日となりました。
大学院情報工学研究院では、今後も筑陽学園中学・高等学校との教育連携を積極的に推進し、同校における教育や人材育成に協力するとともに、中高生に対する理工系分野への進学意識の向上に貢献してまいります。