更新日:2024.11.29
2024年11月25日~27日の3日間、北九州市で開催された、電子情報通信学会(IEICE)が主催する国際会議 ICETC 2024において、大学院情報工学研究院 情報・通信工学研究系のシャオ チョンロン助教がBest Poster Awardを受賞しました。
ICETC(International Conference on Emerging Technologies for Communications)は、通信分野の新興技術の研究に焦点を当てた国際会議であり、IEICEの旗艦会議として位置づけられています。ICETCでは、国内外の研究者、技術者、産業界の専門家が一堂に会し、次世代通信、IoT、AI、量子通信、セキュリティなどの最先端技術についてをテーマとした研究成果や課題解決に向けた議論が活発に交わされ、さらには、幅広い視点からの意見交換や技術革新を加速させる重要な機会となっています。
受賞したシャオ助教の研究は、 Wi-FiネットワークからLoRaWAN(long-range wide area networks)への技術間無線信号干渉問題に焦点を当て、この問題を解決するために、Wi-Fiトラフィックの無音時間を利用してLoRaWAN通信を行うLoRaWANチャネルアクセスプロトコルについて提案しています。
本賞は、約100件のポスター論文の発表が行われ、その中から優れた研究成果を示す3件の論文が選出され受賞に至りました。
【受賞対象】
受賞者 | シャオ チョンロン(大学院情報工学研究院 情報・通信工学研究系 助教) |
発表題目 | 「MiWiL: LoRaWAN Packet Airtime Adaptation for Better Coexistence with Wi-Fi Networks」 |