更新日:2024.09.30
九州工業大学大学院情報工学府と、筑陽学園中学・高等学校は、相互の教育に係る交流・連携を図ることを目的として、連携協定を締結しています。
2024年9月25日、連携協定の一環として、大学院情報工学研究院 坂本比呂志研究院長と同研究院 知能情報工学研究系の嶋田和孝教授を講師として「数理・データサイエンス・AI 演習」と題した体験学習が筑陽学園中学・高等学校において行われました。高校1、2年生の約65名の参加がありました。
体験学習は、プライバシー保護計算と自然言語処理の2つテーマで行いました。プライバシー保護計算については、どんなことに使えるかをグループワークでアイデアを考えたり、実際のプログラムでデータの暗号化を体験しました。自然言語処理については、日本語を解釈する難しさを学び、プログラムを実行をして計算機がどう解釈したのかを確認しました。
また、現在学んでいる数学が数理・データサイエンス・AI に、どのように活用されているかを知るよい機会にもなりました。
九州工業大学情報工学研究院では引き続き、筑陽学園中学・高等学校との教育連携を推進し、中高生に対する理工系分野への進学意識の向上に貢献していきます。