更新日:2024.06.19
九工大は科学技術振興機構公募事業『さくらサイエンスプログラム』に採択され、2024年6月9日~14日まで、「機械工学分野における国際交流協定校との連携強化によるグローバル人材の育成」(Enhancement of International Exchange Partnerships and Global Engineering Education in Mechanical Engineering Field)を実施しました。
本交流事業では、国際交流協定校の青島理工大学、東北大学、協定校以外の斉魯工業大学、インド工科大学グワハティ校の計4校から学生7名と教員・研究者3名計10名を招きました。九工大からの参加者と合わせて学生29名と教員6名の計35名が機械工学分野における教育研究の国際交流を深めました。
期間中は、「International Joint Seminar on Mechanical Engineering 2024」を開催し、4件の特別講演と8件の口頭発表を行いました。また、学生が主体的に取り組む実験協働学習活動および研究室見学を実施しました。協働学習では、九工大の先端研究設備を活用して、14名の日本人学生、4名の留学生と交流校からの学生たちが3つの実験テーマに取り組みました。さらに、研究室見学では、4研究室でそれぞれの研究設備を紹介しました。
一連の活動を通して、教員・学生同士の幅広い交流を深めることができ、期待した以上に有意義な交流活動となりました。
なお、当該プログラムを実施するにあたり、科学技術振興機構および北九州市・公益財団法人北九州コンベンション協会よりご支援を賜りました。