2024年3月24日、揚州大学副学長のHAN Jie教授を含む一行5名が戸畑キャンパスを表敬訪問しました。揚州大学(中国)は、九工大の重点交流協定校であり、17年にわたり活発な共同研究や学生交流を行い、多くの成果を上げてきました。
九工大の国際担当副学長である大学院工学研究院機械知能工学研究系の神谷亨教授と大学院工学研究院の芹川聖一研究院長が出席し、活発な連携を続けてきたことに感謝の意を表しました。
HAN Jie教授より、揚州大学は中国において重要な総合大学であり、長年にわたる共同研究や学生交流の成果があり、現在では12の学科がESIのトップ1%にランクインし、農学分野ではトップ0.1%にランクインするなど、高い研究能力を持つ大学であると紹介がありました。神谷教授も、揚州大学は九工大の国際交流校の中で現地オフィスが設置された3つの大学の一つであり、極めて重要な協定校であることを強調し、今後の両大学の連携がさらに発展することを期待すると話しました。
また、同日に、九州工業大学・揚州大学ジョイントラボラトリーの看板設置セレモニーを行いました。2017年に、九州工業大学・揚州大学ジョイントラボラトリーの設置が合意され、同年、揚州大学で看板設置セレモニーを行いました。また、2021年度からはリエゾン委員会による運営が開始され、九工大の国際協定校の海外拠点としての機能を強化し、さらなる交流を深めることになりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、看板の設置は幾度も延期されましたが、この度、揚州大学副学長の表敬訪問を契機に、看板設置セレモニーが実現しました。看板は九工大に設置されます。
さらに、両副学長による記念品の交換や、来年度に向けた意見交換も行われるなど、今後のさらなる連携が期待されます。