更新日:2024.01.23
九州工業大学大学院情報工学府と、筑紫女学園中学校・高等学校は、相互の教育に係る交流・連携を図ることを目的として、連携協定を締結しています。
この連携協定の一環として、2023年10月10日に大学院情報工学研究院情報・通信工学研究系の黒崎正行教授を講師として、「インターネット通信や無線LAN通信はどのようにおこなわれているのか?-インターネット通信や無線通信の中身を見てみよう-」と題した探究活動授業を、筑紫女学園中学校医進サイエンスコースの3年生35名を対象として実施しました。その後、この探究活動授業をもとに、各班が調べ学習を行い、2024年1月20日、「次世代通信でできること」を題として、生徒の皆さんは調べた内容を発表しました。
発表班 | 発表内容 |
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1 班 | スマート農業 |
2 班 | 物流の未来 |
3 班 | デジタルを活用した漁業とは? |
4 班 | 5G通信×医療 |
5 班 | Beyond 5G×医療 |
6 班 | 宇宙と高速通信するためにできること〜HAPSの活用〜 |
7 班 | Beyond 5Gと宇宙 |
8 班 | 災害に強いネットワーク |
9 班 | VRと五感〜すべての人が同じように楽しめる世界へ〜 |
各自が次世代通信について学ぶ中で、物流の2040問題からスペースデブリの話まで非常に多岐にわたる内容の発表が行われました。発表後は生徒からの質問コーナーが設けられ、「研究者になろうと思ったきっかけはなんですか?」や「6G通信でどのようなことができたら良いと思いますか?」など多くの質問があり、皆さんと交流を深める時間となりました。
九州工業大学情報工学研究院では引き続き、筑紫女学園中学校・高等学校における理工系分野の教育に協力することにより、同校における教育や人材育成に協力するとともに、入学前の女子中高生に対する理工系分野への進学意識の向上に貢献していきます。