2023年7月24日、岩田通夫准教授(大学院情報工学研究院生命化学情報工学研究系)が、2023年度Oxford Journals - Japanese Society for Bioinformatics (JSBi) Prizeを受賞しました。

日本バイオインフォマティクス学会が主催するこの賞は、バイオインフォマティクス(生命情報学)に関する独創的で優れた研究を発表し、かつ、日本のバイオインフォマティクスの発展への貢献が大きく期待される若手研究者に授与されるものです。今回、生物医学ビッグデータから既承認薬を含む化合物の作用メカニズムや適用可能疾患を予測するという研究分野や、生物学パスウェイの制御に注目することで化合物の新たな適用可能疾患を予測するという「パスウェイ創薬」の枠組みを世界に先駆けて確立させたことが評価されての受賞となりました。

また、2023年9月7日～9月9日に、千葉県の柏の葉カンファレンスセンターで2023年日本バイオインフォマティクス学会年会・第12回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2023)が開催されました。最終日の9月9日には、授賞式や「トランスクリプトームに基づく創薬」と題して受賞記念講演が行われました。

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日本バイオインフォマティクス学会 山西会長(右)と岩田准教授

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受賞記念講演の様子1

受賞記念講演の様子2