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「まちとみどりのシンポジウム」Vol.3を開催しました

更新日:2010.05.24

会場の様子

Langer Andreasさんの講演

 平成22年5月22日(土)、本学記念講堂において、「まちとみどりのシンポジウム」Vol.3 都市の自然とデザイン が開催されました。

都市のみどりが減少している中で、“生き残るまちのみどり”をどのように守り、育てていくかが重要な課題となっています。 “まちのみどり”についてみんなで考える機会として、北九州コンベンション協会、九州工業大学、明治学園小学校の共催により開催されました。

本学建設社会工学科の伊東啓太郎准教授がコーディネーターを務め、今回は、北九州自然史歴史博物館の真鍋徹さんから、「街中に残る林を考える -北九州市の事例-」と題して、都市緑地の減少と生態学的な特性と今後の緑地のあり方が、ベルリンのランドスケープデザイナーLanger Andreasさんからは、「人と自然の共生に向けたランドスケープアーキテクトの在り方」と題して、ベルリンの公園デザインの手法について紹介いただきました。美しさだけでなく生態学的にどう繋げていくか、といったミクロな視点とマクロな視点の両方が必要なことがわかりました。

明治学園のみなさんは、学園の森での調査発表を行いました。とてもよく調べられていることが、会場に向けたクイズでも伺えました。徳島大学の鎌田磨人教授の講演では、カニを指標として、人間の生活、まちの構造をどう捉えるかを学びました。北九州市役所造園職技術員梅野岳さんには、12年間の自然学習ワークショップの経緯、北九州市産業経済局観光部 観光コンベンション課の榎本敬子さんには、実際のまちづくりとの対比からコメントをいただきました。

これからの都市の緑について考えるとても刺激的な時間となりました。
ご協力いただいた方々、会場まで足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。


明治学園のみなさん

講演者の方々とシンポジウムスタッフ


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