更新日:2016.02.18
本学 若手研究者フロンティア研究アカデミー 西田 祐也 特任助教と東京大学生産技術研究所の研究グループは、開発したホバリング型自律型海中ロボット「BOSS-A」を用いて、2016年1月にコバルトリッチクラスト(以後、CRC)の賦存量の長距離全自動計測にはじめて成功しました。
本調査によって、南鳥島沖合の拓洋第五海山の南東肩部の水深1,380m~1,550mにあるCRCの厚さを音響センサによって計測し、また3次元画像マッピング装置にてCRCの面的な広がりを明らかにしました。これらの結果は、CRCを鉱物資源として利用するためのデータとして非常に有益です。
このことについて、平成28年2月9日(火)、東京大学生産技術研究所において、記者発表を行い、本調査の概要および結果について報告しました。