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「PPT実証衛星 AOBA-VeloxⅢ」がJAXAの「きぼう」から放出されることが決まりました

更新日:2015.07.17

 この度、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供する「きぼう」からの超小型衛星の放出機会<有償の仕組み(試行版)>の1つとして、本学とシンガポール・Nanyang Technological University (NTU)が開発中の「PPT実証衛星 AOBA-VeloxⅢ」が決定しました。打上げ・放出時期は平成28年度を予定しています。
AOBA-VeloxⅢは、鳳龍弐号をベースに開発されています。弐号につきましては、平成24年5月にJAXAの相乗り小型副衛星という形で打ち上げられ、世界初の軌道上300V発電を達成しています。AOBA-VeloxⅢは弐号のバスシステム部分を継承し、PPT(Pulsed Plasma Thruster)実証実験、衛星内無線通信実験、マイコン放射線耐久実験のミッションに挑みます。
共同開発の内容としては、PPT実証実験部分をNTU、その他のミッション及び衛星バスシステムを本学が担当する形で進められています。
また、今回のAOBA-VeloxⅢのプロジェクトの特徴は学部生を中心としたメンバー構成です。AOBA-VeloxⅢのメンバーはNTUの学生3名に加え、本学の学生51名が参加しています。
なお、このことについて平成27年7月13日(月)に学内で記者会見を行い、報道各社の取材を受けました。


記者会見の様子

AOBA-VELOX-Ⅲ(模型)


学長室より
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