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本学学生が平成21年度IPSJ論文船井若手奨励賞を受賞

更新日:2010.11.04

IPSJ論文船井若手奨励賞を受賞した前田和勲さん


大学院情報工学府生命情報工学分野前田和勲さんが、平成21年度IPSJ論文船井若手奨励賞、()船井情報科学振興財団褒賞金を受賞しました。

 生命はDNAやタンパク質など多数の分子から構成されています。現在求められているのは、多数の分子が相互作用して生命として成立する原理を解明することです。このような学問は、システム生物学と呼ばれています。システム生物学では、生物実験とともにコンピュータシミュレーションが重要な研究手段です。一般にシミュレーションは多数の仮定のもとに行われますが、この仮定が多いほどシミュレーションの信頼性は低くなります。

 今回、前田さんらはTwo-phase search (TPS)法を開発し、速度定数の値を仮定せずに解析を行うことを可能にしました。現在はTPS法を使って体内リズムを研究しており、重要な性質を明らかにしつつあります。
 
 

IPSJ論文船井若手奨励受賞者一覧


学長室より
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