更新日:2016.10.06
文部科学省が地域科学技術振興施策として公募した「平成28年度地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」に、本学が提案した「IoTによるアクティブシニア活躍都市基盤開発事業」(自治体:北九州市)が採択されました。今回は、提案件数32件の中から本学を含めて4件が採択されています。
テーマ: IoTによるアクティブシニア活躍都市基盤開発事業
代表者: 佐藤 寧 教授 (九州工業大学 イノベーション推進機構 若松分室)
井上 創造 准教授 (九州工業大学 大学院工学研究院)
概 要: 本事業では、政令都市の中で最も高齢化が進む北九州市の特性を活かし、本学が開発した技術として独自性の高い「非接触生体センサ」と活用実績が豊富な「センシングデータ解析技術」の組合せで、都市に住む高齢者が「より安全に」「快適に」「やりがいをもって」生活するためのIoTソリューションを実現することを目指しています。また、この技術を実用化するために、多くの研究機関が集積している北九州学術研究都市に九州工業大学発ベンチャー「ひびきの電子株式会社」を設立し、高齢者の見守りや健康管理、自動運転など多岐にわたる分野でIoT関係の周辺企業等との連携を推進します。
◇文部科学省「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」ウェブサイトはこちら