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大学発スタートアップ創出プラットフォーム『PARKS』を設立~オール九州・沖縄でアジアとつながるスタートアップの創出を加速します~

更新日:2022.08.10

 

大学発スタートアップ創出プラットフォーム『PARKS』を設立

オール九州・沖縄でアジアとつながるスタートアップの創出を加速します


国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)による「大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」の採択を受け、オール九州・沖縄一体でアジアとつながるスタートアップ・エコシステムを創出することを目指し、九州・沖縄の15大学と株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)によりPlatform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem(PARKS_パークス)を設立しました。


ポイント


  • 九州・沖縄の15大学と1つの民間企業で、九州・沖縄一体となった大学発スタートアップ創出プラットフォームPARKSを設立。
  • PARKSは、(1)起業活動支援プログラムの運営、(2)アントレプレナーシップ人材育成プログラムの開発・運営、(3)起業環境の整備、(4)拠点都市のエコシステムの形成・発展の4つの柱を軸に、活動を展開する。
  • 8/10にキックオフシンポジウムを開催、福岡市長・北九州市長らからPARKSに対する期待が述べられた。

8/10に開催したPARKSキックオフシンポジウムの様子

8/10に開催したPARKSキックオフシンポジウムの様子


【PARKSの構成】

主幹機関 九州大学、九州工業大学
共同機関 長崎大学、北九州市立大学、佐賀大学、熊本大学、大分大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学、九州産業大学、久留米大学、第一薬科大学、福岡大学、福岡工業大学、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)

PARKSは、アジアへの窓口である九州・沖縄という地域にあるべき、かつ顧客志向で業界改変を実現可能なベンチャーを持続的に創出していくことを目的とし設立されたプラットフォームです。スタートアップ・エコシステム拠点都市に選定されている福岡市、北九州市をモデル都市に、さらに九州・大学発ベンチャー振興会議との密な連携のもと、アントレプレナーシップ教育から起業支援までを一気通貫で実施し、2026年度末までに、PARKSインターユニバーシティ設立を目指し活動していきます。



PARKSは以下の4つを柱にスタートアップ・エコシステムの創出を進めます。

(1)起業活動支援プログラムの運営

● スタートアップ創出に資する技術シーズの発掘から、起業家とのマッチングによる創業までをシームレスにつなげるための4ステップの起業活動支援プログラムを提供します。

● 各大学から継続的に、スタートアップ創出を実現するための支援人材の教育・整備を進めます。

(2)アントレプレナーシップ人材育成プログラムの開発・運営等

● アントレプレナーシップ教員の育成を目的に、先進的な国内・国外の組織と連携してFDの実施や、PARKSアントレ教員ネットワークを構築しFDの内容を踏まえたアントレ教育の研究を行い、参加大学においてアントレ教育を実施できる教員を育成します。

● 学生のアントレプレナーシップ教育として、アーカイブシステムを利用した動機付け・意識醸成を行う教育・オンライン演習を実施し、コンピテンシーの形成を目的とした教育、各大学の特色を活かしたPBL等を通じた社会実装教育を実施します。

(3)起業環境の整備

● 本プラットフォーム内で、①各大学の取組をつなぐPARKSアーカイブシステムの運用、②起業環境諸ルールのフォーマット化、③各拠点の起業環境をICTツールによるネットワーク化によりオール九州・沖縄一体でスタートアップ・エコシステムを創出するための環境を整備していきます。

(4)拠点都市のエコシステムの形成・発展

● 福岡市・北九州市の両スタートアップ・エコシステム拠点都市をモデル都市として、PARKS全体にスキル・ノウハウを展開します。

● アジアのVCとも連携し、アジア展開も見据えた起業支援を実施していきます。


PARKSの設立にあたり、8月10日にPARKSキックオフシンポジウムを九州工業大学戸畑キャンパスのGYMLABOで開催しました。キックオフシンポジウムでは、共同主幹機関である九州工業大学学長の三谷より「各大学等が持つ強みを掛け算し、九州・沖縄という地域にあるべきスタートアップ・エコシステムの形成に取り組んでいく。」、共同主幹機関である九州大学総長の石橋より「JSTのSCORE事業で採択された2つのプラットフォームを1つにまとめ、九州・沖縄一体となったスタートアップ・エコシステム創出に取り組んでいく。」との力強い言葉がありました。さらに、スタートアップ・エコシステム拠点都市に採択されている福岡市、北九州市を代表し、福岡市の高島市長からは「PARKSでの支援を通じて、多くの革新的なスタートアップ企業の創出を期待する。」、北九州市の北橋市長からは「起業活動を支援する仕組みが構築され、各大学の特色を活かしたスタートアップが数多く輩出されることを願っている。」との期待が述べられました。

キックオフシンポジウムではさらに、文部科学省、内閣府、経済産業省より設立の背景となる施策の動向、PARKSのプロジェクト代表である大西(九州大学副理事)、中藤(九州工業大学理事・副学長)からはPARKSの取組の紹介に加え、九州・沖縄エリアのスタートアップ・エコシステムに関する好事例や課題などについての情報発信を行いました。

※ PARKSは、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)による大学発新産業創出プログラム<大学・エコシステム 推進型 スタートアップ・エコシステム形成支援>に採択されたプラットフォームです。



プレスリリース本文はこちら


【お問い合わせ先】
 PARKS運営事務局
 E-mail:info*start-kyushu.com
 (メールは*を@に変えてお送りください)


学長室より
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