本学工学研究機械知能工学研究系の西田健准教授が、大学発ベンチャー企業「KiQ Robotics株式会社」を設立しました。最高経営責任者は、北九州高専准教授の滝本隆、最高技術責任者は西田健准教授です。本社は、西田准教授がこれまでに研究・開発してきた産業用ロボットの技術を製品化し販売することを目的として設立されました。
開発技術のポイント
①把持対象を選ばないゴムでつくられた汎用ハンド。100gから10kgまでを一つのハンドで持つことができる。
②3次元センシングのソフトウェア開発。3次元センサの配置換えに伴う調整が不要になる。
③ロボットの知能化。作業内容だけを指示すれば、ロボットの詳細な動作が自動的に計算される。口頭での指示も可能。
④5GやWifiを利用した信号のワイヤレス化。自由なレイアウト変更が可能。
KiQ Robotics では、①から④の技術を単体もしくはパッケージ化して販売することを目指します。
工場や市場にロボットシステムを設置して、短期間のうちに箱詰め作業や組み立て作業を開始することができます。また、作業内容の変更に短時間・容易に対応できます。ロボットパッケージを導入すると、流通やモノづくりの自動化が簡単に実施できます。
・所在地: 北九州市小倉北区浅野3-8-1AIMビル6F(COMPASS小倉内)
・主な事業内容: 産業用ロボットに関する機器の研究・開発・販売
・資本金: 200万円
・出資比率: KiQ Robotics 株式会社 100%
・設立年月: 2019年4月25日
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KiQ Robotics のロゴマーク
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九州工業大学 大学院工学研究院 機械知能工学研究系
准教授 西田 健
電話:093-884-3190
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