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立命館アジア太平洋大学と九州工業大学及び飯塚市が連携協力に関する協定書を締結

更新日:2024.01.30

立命館アジア太平洋大学と九州工業大学及び飯塚市が

連携協力に関する協定書を締結


立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、学長:米山 裕、以下「APU」という。)と国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市、学長:三谷 康範、以下「九州工業大学」という。)及び飯塚市(福岡県飯塚市、市長:武井 政一)は、三者が相互に連携し、グローバル理系人材をはじめとした人材の育成、地域経済の活性化等を通じ、多様な人材から学ぶ場所として選ばれる大学及び飯塚市を目指すため、連携協力に関する協定書(以下「協定書」という。)を締結しました。

今後、本連携協定に基づき、三者による協議を本格化させ、連携事業の企画・実施を進めてまいります。


(左よりAPU米山学長、飯塚市武井市長、九州工業大学三谷学長)


■協定書連携事項


(1) 大学及び地域における人材育成に関すること
(2) 大学及び地域の国際化に関すること
(3) 地域の産業振興、経済活性化に関すること
(4) 産学官連携、社会連携、研究交流に関すること
(5) その他、本協定の目的を達成するため必要な事項に関すること



■協定書連携事項の実施


前条に掲げる事項を円滑に実施するため、定期的に協議を行う。
具体的な実施事項については、三者が協議の上、決定する。



■三者の代表者挨拶(抜粋)


◆APU・学長 米山 裕


この度の、九州工業大学と飯塚市との連携は、APUが掲げている「APUで学んだ人が人たちが世界を変える。」というAPU2030ビジョンの具体化にとって、大変重要な柱です。これまで、キャンパスの中で学生が混ざり合う中で学ぶことが中心であったこれまでから大きく一歩進み、これらの学生が、広く九州をフィールドとした地域社会に出ていき、地域の抱えるさまざまな課題の解決に関わっていくことが重要だと考えます。

九州工業大学の皆様との連携により、APUの学生が、文系・理系の枠をこえ、課題解決に必要な科学技術をより深く理解し活用する力を身に着け、さらに、飯塚市の具体的な地域課題の解決に共に取り組むことによって、別府・大分地域を超えた、九州全体を見渡した社会課題への理解をふかめることができる。これを可能とするこの三者協定の価値は、APUにとって大変大きいと考えます。

三者間の多層的な交流と、地域課題解決に向けた産官学が連携した各種取り組みを通じ、九州がよりよい地域となるよう、大学をあげて取り組んで参る所存です。



◆九州工業大学・学長 三谷 康範


今回の連携協定は、私立大・国立大・自治体が協力し、新たな多様性を促進する連携です。教学、経営をはじめとしたさまざまな場面での共創を通した大学のイノベーションを期待しています。主に3つの期待があります。

第一に、飯塚市を実証のフィールドとして高い多様性および海外と強い繋がりをもつAPUの学生と工学分野の本学学生が協働活動を行います。これにより両学の学生たちは、双方の得意分野の視点も身につけることで課題発見・解決のスキルを持ったグローカルに活躍できる人材・エンジニアとして成長するでしょう。第二に、三者の共創により、各々のキャリアパスに応じた学びを提供しあうことで、一生涯にわたり活躍できるエンジニア、アントレプレナー、経営者を支援する「地域共創の場」を創成し、地域の活性化に貢献します。最後に、大学間・官学の協業によるFD/SD(教職員の能力開発)の機会をつくります。これらの活動による、三者の価値向上を期待しています。



◆飯塚市長 武井 政一


このたびの連携協定につきまして、飯塚市としましては2つの目的を持っております。私は今後4年間の市政運営におきまして「働く場所をつくり、住む場所、子育て・教育する場所として選ばれる飯塚市の実現」を掲げており、このビジョン(目指す姿)を実現するため、本連携協定において、人材育成の基盤となる教育の充実に取り組み、社会や地域の課題解決による市民の皆様の豊かな暮らしづくりを進め、併せて多様性を大切にする、包容力のある温かい地域としての都市の魅力を高め、「住む場所、子育て・教育する場所として選ばれる飯塚市の実現」を進めてまいりたいと考えております。

また、連携事業を進める中で、学生をはじめ多様な人材が豊かに学ぶことのできる地域づくりや多様な人材が学びを通して活躍できる地域づくりに取り組むことで、市民の皆様や企業からこれまで以上に、飯塚市に大学があってよかった、APU様と連携してよかったと思っていただけるのではないかと考えており、飯塚市を大学が立地する学園都市から「学びの拠点」として、その価値を高めてまいりたいと考えております。




■立命館アジア太平洋大学について


学長 米山 裕
所在地 〒874-8577 大分県別府市十文字原1-1
URL https://www.apu.ac.jp/home/

世界106ヵ国・地域(2023年5月1日時点)出身の外国人留学生が学生の半数を占め、THE日本大学ランキング2023では「国際性」全国1位、「教育充実度」全国3位の評価 を受けています。多文化多国籍環境のもとで、協働学習や日英2言語での教育を提供し、グローバル教育をけん引しています。2023年4月には「第2の開学」として、既存2学部(アジア太平洋学部、国際経営学部)の教学改革とともに新学部「サステイナビリティ観光学部」 を開設しました。


■国立大学法人九州工業大学について


学長 三谷 康範
所在地 〒804-8550 北九州市戸畑区仙水町1番1号 (戸畑キャンパス)
〒820-8502 福岡県飯塚市川津680-4 (飯塚キャンパス)
〒808-0196 福岡県北九州市若松区ひびきの2-4 (若松キャンパス)
URL https://www.kyutech.ac.jp/

国立大学法人九州工業大学は、1909年の私立明治専門学校の開学に始まり、「技術に堪能なる士君子」(単に技術に精通するだけでなく道義心のある人格者)の養成を基本理念に数多くの技術者を輩出してきました。福岡県内の3キャンパス(2学部、3大学院)で約5600名の学生が学んでおり、近年では宇宙開発(教育機関における人工衛星の運用数が6年連続世界一位)や、ロボティクス(自律型ロボットの世界大会で5回優勝)など幅広い分野で成果を残しています。


■飯塚市について


市長 武井 政一
所在地 〒820-8501 福岡県飯塚市新立岩5番5号
URL https://www.city.iizuka.lg.jp/

飯塚市は福岡県のほぼ中央に位置し、九州2大都市圏である福岡都市圏、北九州都市圏との良好なアクセスに恵まれた自然豊かな都市です。市内には九州工業大学情報工学部、近畿大学産業理工学部及び近畿大学九州短期大学の3大学が立地し、産学官の連携に積極的に取り組んでいます。
「住みたいまち、住みつづけたいまち」の実現と、働く場所をつくり、住む場所、子育て・教育する場所として選ばれる飯塚市に向け「未来を担う子どもを育む教育のまち」、「高齢者が安心して暮らせる福祉のまち」、「地元に働く場所がある活力あるまち」、「文化やスポーツが盛んな健康なまち」を掲げ進化しつづける元気な飯塚市を目指します。



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【報道関係の方からのお問合せ先】
 立命館アジア太平洋大学
 学長室(広報) 担当:井口(いのくち)、ジョーンズ
 TEL: 0977-78-1114

 国立大学法人九州工業大学
 管理本部総務課広報係 担当:小林
 TEL: 093-884-3007

 飯塚市経済部経済政策推進室
 産学振興担当:大隈
 TEL: 0948-22-5500(内1452)


学長室より
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