2025年11月10日~11日の2日間、マレーシアプトラ大学(UPM)との国際合同シンポジウム「International Symposium on Applied Engineering and Sciences (SAES2025)」を開催しました。今年で13回目となる本シンポジウムは、UPMにて対面開催となり、九工大からは学生・教職員95名がマレーシアへ渡航しました。
本シンポジウムには、日本とマレーシアをはじめ、世界各国から約350名の学生・教員が参加し、「Engineering & Technology」「Food Security」「Healthcare & Wellness」など8分野にわたるプレナリーセッション、口頭発表、ポスター発表を行いました。また、開会式には在マレーシア日本国大使館より二瓶大輔公使、北岡龍也参事官をお迎えしました。
開会式では、九工大初の出資子会社「株式会社Kyutech ARISE」と、UPMの出資会社「UPM Holdings」との間で、生涯学習支援プラットフォームの活用に関する共同事業に向けたMoUを締結しました。また、共同研究のさらなる活性化を目指し、九工大が開発したAI研究者マッチングシステム「IQUESTECH」の両大学での活用について、UPMとLoIを取り交わしました。
SAESに先立ち実施されたUPMビジネススクールとのモビリティプログラムでは、九工大グリーンイノベーションリーダー育成コースの学生が特別セッションで成果発表を行い、研修で学んだ研究内容の社会実装に向けた事業化計画や、異文化交流を通じて感じた文化・慣習の違いについて報告しました。
さらに、UPMとの共同研究事業であるジョイント・リサーチ・プログラムの中間報告会や、両大学学長によるステアリング委員会議を行い、今後の連携を深めることができました。
次回は2026年に九工大で開催する予定です。









