お知らせ

2019年08月23日女子中学生向け理工系職業体験プログラム「リケ女部!」を実施しました

 令和元年8月21日(水)、北九州市が昨年度より開催している女子中学生対象の理工系職業体験プログラム「リケ女部!」のイベントが今年度も実施されました。本学では『一日工大女子体験2019』として、2つの体験実験プログラムを企画し、市内の17名の女子中学生が参加しました。
 最初に、マイクロ化総合技術センター 新海聡子准教授から、本学の紹介や自身の進路選択のきっかけについて説明があり、また、来年度から教育プログラムが大きく変わることや、人工知能(AI)の発展により、将来なくなる仕事があることなど、保護者にとっても大変興味深いお話がありました。

 その後、2つの班にわかれ、それぞれ体験実験プログラムを実施しました。
 工学研究院物質工学研究系応用化学部門 高瀬聡子助教の「博士になってパワフル電池を作ろう」では、いろいろな金属と溶液を組み合わせて大きな電気を取り出すことに挑戦しました。
 工学研究院基礎科学研究系数理科学部門 花沢明俊准教授の「数学指向系女子のための人工知能&ロボット体験」では、小型ロボットにセンサー条件とモーター駆動をプログラムすることにより、AIについて学びました。

 真剣な表情で実験に取り組む女子中学生の姿や、実験が成功したときに見せた笑顔が印象的でした。終了後、参加者からは「学校では習わないことが勉強できてよかった」など多くの感想が寄せられました。


体験実験「博士になってパワフル電池を作ろう」:金属が溶ける様子を観察

体験実験「博士になってパワフル電池を作ろう」:pHメーターの説明を熱心に聞く女子中学生

体験実験「数学指向系女子のための人工知能&ロボット体験」:小型ロボットでAI体験

体験実験「数学指向系女子のための人工知能&ロボット体験」:プログラミング考察の結果を各班書き出し

安河内副学長からの挨拶

新海准教授による理系の進路選択についての話