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KDDI研究所と共同で、重要な通信の品質を守る技術を実現しました

更新日:2010.10.18

KDDI研究所と共同で、回線の細い部分で情報を圧縮・伸長するなどの機能を動的に割り当てて重要な通信の品質を守る技術を実現しました 

 

 株式会社KDDI研究所と本学は、障害や工事で回線容量が十分に確保できない「細い」部分ができた時、回線の細い部分で情報を圧縮・伸長するなどの機能を動的に割り当てて、重要な通信のサービス品質を守るなど、回線の状態やサービスの重要度に応じてネットワーク内部で高度な機能を柔軟に割り当てる技術を実現しました。

 このたび本技術の効果を、複数のネットワークが組み合わさった大規模な実証ネットワーク上で、世界で初めて実証しました。

 従来は、回線に問題がある場所を迂回する等の方法を使用した場合に、迂回先に通信が殺到し易く、重要な通信でも品質を守れないことがありました。このため、例えば、遠隔医療などの様に、高い安全性を必要とする作業をネットワーク越しで行うことは、危険を伴い実現困難でした。本技術が実現することにより、回線障害時であっても、大容量の通信の品質を守ることができると期待されます。

 本技術は次世代のインターネット技術として、2015年頃の実用化を目指してさらに研究開発を進めて行く方針です。

・(株)KDDI研究所のホームページはこちらから


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