
宇宙システム工学は、宇宙空間の利用や探査を実現するために必要な宇宙機、ロケット、地上局に関わる工学的な課題を解決するための学問です。機械系分野だけではなく、電気電子分野の学問も必要とされ、宇宙科学、情報処理、材料、化学などの分野も融合した「総合工学」として捉えられています。
宇宙システム工学科では、機械宇宙システム工学コースと電気宇宙システム工学コースに分かれて専門科目を学びます。さらに、プロジェクト成功のために必要なスキルであるシステムズエンジニアリングやプロジェクトマネジメントを講義やPBLを通じて学びます。
人工衛星やロケットなどの宇宙システムをはじめとして、さまざまな分野における複雑な工学システムの創成、研究開発、製造、運用を担える高度技術者・研究者の養成を目指しており、次世代の宇宙開発・利用を担いたいと思う皆さんに、ホンモノの宇宙を学ぶ場を提供します。
宇宙システムに代表される複雑な工学システムに機械分野を基礎にして取り組む素養を身につけるために材料力学・熱力学・流体力学・機械力学・機械材料といった機械工学に関する基礎を学んだ上で、PBLを通じたシステムズエンジニアリング・プロジェクトマネジメント並びに、宇宙材料・宇宙環境・軌道力学・推進・通信・流体・ 熱構造・誘導制御といった各種要素技術に関する科目を学びます。
宇宙システムに代表される複雑な工学システムに電気分野を基礎にして取り組む素養を身につけるために電気回路・電磁気学・ 電子回路・半導体・電気電子材料といった電気工学に関する基礎を学んだ上で、PBLを通じたシステムズエンジニアリング・プロジェクトマネジメント並びに、宇宙材料・宇宙環境・軌道力学・推進・通信・流体・熱構造・誘導制御といった各種要素技術に関する科目を学びます。