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学生プロジェクト

学生が主体的に課題探究に取り組むことによって、解決能力、工学基礎力とともに、コミュニケーション能力および幅広い教養を身につけ、企業や社会において先導的リーダーシップを発揮することのできる創造的人材の育成を目的としたプロジェクトです。採択されれば、1団体最高200万円の活動経費が支援されます。


AMBITIOUS(学生プロジェクトの紹介)


プレビュー

[若松]Hibikino-Musashi@Home



海外・国内の世界大会で高評価を獲得!
● RoboCup Japan Open 2019
@Home Domestic Standard Platform League 優勝
@Home Open Platform League 優勝
● RoboCup 2019 Sydney
@Home Domestic Standard Platform League 3位


次世代ホームサービスロボットの開発を夢に、
様々な研究室から、各専門分野の学生が集結!
彼らがめざすのは、人間と共存可能なホームサービスロボットの開発だ。「世界や日本の大舞台で、我々の書いたプログラムでロボットが動く姿をみるのは感動的」と語るのは、チームリーダーの金丸和樹さん(大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻)。2019年はデモンストレーションから家庭環境への適用まで、開発目標を具体的に決め、チームの一人ひとりが知識やアイデアを最大限に発揮できる環境で臨んだ。世界大会は惜しくも3位に終わったが、日本大会では初めて2つのリーグで優勝! ロボット担当や後方支援担当など、各人が受け持ち部分に全力で挑んだ結果だ。チームで開発する楽しさをチカラに、今年も『優勝』へ!


[戸畑] 衛星開発プロジェクト


超小型人工衛星「ふたば」の打ち上げ実現へ!
学部生が主体のチームで、ミッションに挑戦
『鳳龍弐号』(2012年)、『AOBA-VeloxⅢ』(2016年)。本学で受け継がれてきた人工衛星の開発プロジェクトである。チームリーダーの大谷將壽さん(工学部 総合システム工学科)は「いま開発中の『ふたば』は、2021年には打ち上げる予定です」と語る。ミッション決定から設計・開発・試験・通信・運営まで学部生主体で行う、国内では数が減りつつある「学生の衛星」と言えるプロジェクトである。「自分達の作ったシステムで衛星からデータ受信することが楽しみ。大学宇宙工学コンソーシアムでの研究発表や、他大学とのディスカッショ ンでの学びも十分に活かして、今後も宇宙開発に挑戦していきます。」

[戸畑] KIT-formula


求められるのは、ものづくりの総合力。
イチから作り上げる夢のフォーミュラマシン!
チャンスは年に一度。舞台は全国から100チーム以上が参加する「学生フォーミュラ日本大会」。最高時速100kmにもおよぶ小型レーシングカーの製作に取り組むのが『KIT-formula』だ。企画から設計・製作・試運転・運用と、携わる範囲は幅広い。実践的な技能や論理的思考、コミュニケーション力も身につく。「車両の性能だけでなく、予算管理を含むものづくりの総合力が審査基準。難しいが自分の作った部品がきちんと機能する車を走らせるのは最高の気分です」と語る、チームリーダーの上原隆輝さん(工学部 機械知能工学科)。目標は大会で15位以内。未来のエンジニア達の夢は、熱い。

[飯塚] 飯塚未来開発


地方創生! 飯塚市の魅力を発掘して広くPR
情報工学部ならではのアプローチで未来をひらけ
飯塚市の魅力を引きだすことが『飯塚未来開発』のミッションだ。活動範囲は広く、Twitterでの情報発信、商品開発、システム構築などに取り組む。2019年には電子部品メーカー「タカハ機工株式会社」(本社:飯塚)の知名度アップに貢献する発明コンテストで、メンバーの作品『ゲーセンブレーカー』が特別賞を受賞。チームリーダーの百田 諒さん(情報工学部 電子情報工学科)は「新聞やテレビで取り上げられ、反響の大きさに喜んでいます」と語る。「企画から検証まで行い、実際の企業活動や官民一体の取り組みを学べます。今後は留学生と組んで、海外向けのPRにも挑戦する予定です。」

[飯塚] FARoPS(ファロプス)


第一次産業へのロボット導入にチャレンジ!
グローバルな視点から環境問題の解決も模索
FARoPS は「トマト収穫ロボット」「森林管理用ドローン」「ビーチクリーンロボット」を柱に、3チームに分かれて活動。屋外や自然環境に近い現場で活動するロボットの開発を通して、運用モデルの提示をめざしている。チームリーダーの富永 歩さん(大学院情報工学府 情報工学専攻)は「農林業関係者や環境問題の活動家からフィードバックを得て、現場で動作検証と改善を行います。システムが期待した結果を出した時は嬉しい」と笑う。また、留学生と製作する中で、英語力やコミュニケーション力が向上したとも語る。活動の先には、現場力を身につけて世界に進出するエンジニアへの道が広がっている。

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