九州工業大学

人と共に生きる、
やさしい情報システムとは

Researcher's Data

Name
吉田 香
Affiliation
生命体工学研究科
人間知能システム工学専攻
Job Title
准教授
Campus
若松キャンパス

情報技術の発展によって、いつでも誰でも情報を受信・発信できるようになってきた今、人と情報システムの関係や、情報システムを通した人と人との関係が重要になっています。

Researcher's Data

Name
吉田 香
Affiliation
生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻
Job Title
准教授
Campus
若松キャンパス
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研究内容

人にやさしい情報システムをデザインする研究を行っています。その一つとして「感性情報処理」があります。人の主観や感性と結びついている要因を探り、情報システムに組み込むことができるように翻訳するのです。 人があるものを「好きだ」「欲しい」と思う、あるいは好きでなくなるのにはどんな基準があるのか、どんな要素がかかわっているのかなどを数学的に突き止め、情報デザインに活かそうとしています。

 
 

課題

私たちの感じ方をコンピュータで扱うには、時と場合によって感じ方が変わること、人によって言葉での表現が異なること、さらにそれらが時間によって変化することなど、さまざまな特性に注意しなければなりません。これらを数学的に、論理だてて分析する必要があります。

 

この研究で、
暮らしはどうなる?

例えば、私たちの感じ方に近い検索結果を得られる機能や、アバターやパートナーとして喜怒哀楽を表現できるロボットなどの活用例が考えられますね。 情報システムをデザインするだけでなく、それを利用する「人」を理解することが、私たち自身を理解することにもつながります。そして、私たちの暮らしをより楽しく、より豊かにすることができるでしょう。

 

今後の展望

実用的な感性評価システムを開発できれば、芸術や経営などにも活用できます。例えばプロジェクションマッピングや、触れると反応を返す現代アートなども、観客一人ひとりが何を感じているかによってアクションが起こるようになれば、もっともっと楽しくなると思いませんか?
また、家での行動や表情、家電の使い方などから、その家の住人の感性を分析することができれば、より直接的に暮らしが便利になるでしょう。

 
 

研究の魅力

ロボットとしての性能を突き詰めるなら、いろいろなことが「上手に」できることがゴールになります。しかし、人と共生することを目的にするなら話は別。独自の視点で開発に取り組めます。
人や障害物を検知して完璧に避けることができなくても、手を上げたり音を発したりして「通ります!」とアピールできれば、人のほうがロボットを避け、問題なくすれ違えますよね。必ずしも多機能・高機能でなくていいわけですからコストも節減でき、より多くの人がロボットと共生できる未来にもつながるんです。

 
研究を一言でいうと…
「感性」。
人の嗜好や心の動きを数値化して情報システムに組み込むと、さまざまな可能性が見えてきます。

必須アイテム

  • ■ Apple Macbook、
     iPad、iPhone
    ■ Apple Macbook、iPad、iPhone
    授業や会議にはMacbook、出先ではiPad、通勤中にはiPhoneでメールや書類の確認と、大活躍しています。
  • ■ ぺんてる サインペン
    スケッチブックやノートへのアイデア出しに大量消費! 仕事場にはストックもたくさん。
  • ■ KOKUYO mo・baco
    書類やパソコン、お茶などをまとめて収納して、学内を駆け回っています。便利なだけじゃなく、デザインも好み。
 
 

ライフスタイル

  • ■ 趣味
    少し前まではスキューバダイビングをしていました。今は、家族とのんびり過ごすことが多いです。
  • ■ 子供の頃の夢
    学校の先生でした。学びたい人をサポートするのが好きなんです。
 

1日のスケジュール
(通常勤務/在宅)

福岡市に住んでいて通勤に片道2時間かかりますし、今は子育て中なので、週に1日は在宅で働いています。

通常勤務ver.

出勤
片道2時間の通勤時間を有効活用!iPhoneとメールを駆使して、電車で仕事を進めます。
     
お昼
研究以外の仕事もいろいろあるので、自室にじっとしていることはほとんどないかも。
     
退勤〜帰宅
帰りの時間にも仕事を。学生に出していた課題のチェックなどをします。

在宅勤務ver.

起床〜自分の時間
子どもが起きてくるまでは自分の時間。この間にできることを済ませておきます。
     
お昼
インターネットとコンピュータのおかげで、在宅の日でも打ち合わせができて便利。
     
家族との時間
夜は家族とのんびり過ごして、早めに寝ます。
 
 

学生の頃に
「しておけばよかった」

学部生の4年間のうちに、友達ともっと旅行に行っておけばよかった! 私は博士課程まで進んだので、学部卒で就職した友人とは生活のリズムが違って、予定を合わせるのが大変でした。
 

もし大学教員
ではなかったら

大学教員でなくても、なにかを人に教える仕事をしていたでしょうね。大学生の頃にも塾の講師などをしていたんです。
 
 

九工大のおすすめポイント

実践力を養うカリキュラムが充実していることです。実験や、学生が主体となって進めるプロジェクト、企業と連携する機会が多く、即戦力として非常に鍛えられる環境だと思いますよ。

中高生へのメッセージ

理系への進学を目指すみなさんにも、国語・英語・芸術などの文系科目の大切さを伝えたいです!
私の研究が、工学の分野でありながら人の感性を扱っているように、研究の現場では一見関係なさそうなものが思わぬ発展につながります。また、ものづくりの場で作った「もの」を使うのは「人」。人を理解することがものづくりにも活きるんです。
 

この研究に
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      (機械知能・宇宙系)
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