経済的困窮学生への支援(本学独自の支援)

新型コロナ禍の影響により、社会生活や経済活動が大きく変化している中で、家計の急変、アルバイト収入の減少などにより生活が困窮している学生を支援するため、九州工業大学基金を活用した「コロナウイルス対策給付型奨学金」による経済的支援を行いました。

学生1人あたり50,000円を給付(返済不要)

実施回数(給付年月日) 給付者数(日本人学生、留学生) 給付総額
第1回(2020年5月28日) 96名(46名、50名) 4,800,000円
第2回(2020年6月26日) 48名(31名、17名) 2,400,000円
第3回(2020年8月21日) 229名(169名、60名) 11,450,000円
合計
373名(246名、127名) 18,650,000円

九州工業大学基金による支援のほかに、本学では「授業料減免」、「授業料納付期限の延長」、「後援会による10万円の貸付(無利子)」、「学内ワークスタディ(大学によるアルバイトの雇用)」などを行い、学生を支援しています。

未だ新型コロナの勢いが衰えず、先行きの見えない状況の中、学生が経済的理由で修学を断念することのないよう、安心して修学できる環境を整えるため、今後も継続的な支援を行ってまいります。

九州工業大学基金へのご寄附のお願い

新型コロナ禍の影響により、生活が困窮している学生を支援するため、九州工業大学基金を活用した経済的支援を行っておりますが、2020年3月末における九州工業大学基金の残高は227,813,089円(110周年記念建設事業募金を除く)となっており、今後も継続して学生を支援するための財源として十分とは言えない状況です。
新型コロナ終息後を見据え、継続的な学生支援を行っていくためには、更なる財政的な下支えが必要不可欠です。

新型コロナ禍の影響により大変厳しい状況の中でのお願いではございますが、将来を担う学生への支援の取組にご賛同いただき、是非、九州工業大学基金にご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

九州工業大学基金では「特定資金」と「一般資金」を設けてご寄附を募っています。
特定資金は、経済的困窮学生に対する修学を支援するための事業に限って活用しています。一般資金には、この縛りは無く、課外活動など幅広い学生の活動を対象とした支援事業に活用しています。詳しくは、「基金の種類(主な事業・目的)」のページをご参照願います。なお、個人様からのご寄附について、「特定資金」と「一般資金」では税制上の優遇措置が異なります。こちらにつきましては、「税制上の優遇措置」のページをご参照願います。

九州工業大学基金へのご寄附の申込方法

寄附をお考えの方へ」のページをご覧いただき、お申し込みをお願いします。
ご不明な点がございましたら、以下の問合せ先へご連絡ください。

お問い合わせ先

九州工業大学 基金事務局
〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1
TEL:093-884-3004
E-mail:アドレス