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実空間情報連動型ネットワークシステムの実証実験報告をしました

更新日:2016.09.23

本学ネットワークデザイン研究センターでは、総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の委託を受け、実空間情報連動型ネットワークシステム(rSpace)(図 1 参照)の研究開発プロジェクトに取り組んでいます。

 平成28年3月、本学戸畑キャンパス周辺にて、開発したrSpace サーバとrSpaceアプリケーション(図 2 参照)を用いて、実空間エリア内のユーザへの情報通知の有効性を検証する実証実験を行いました。
 rSpace サーバは、ユーザが携行するスマートフォン等の端末と連携して、ユーザの現在位置情報や移動手段、周辺地図情報を考慮した実空間グループを作成します。ユーザが支援要請のための情報発信を行うと、適切なユーザだけが情報を受信し、直ちに発信元ユーザのもとに駆け付けることが可能であることを検証しました。(図 3 参照)
 そして、平成28年9月20日から23日に開催された「電子情報通信学会ソサイエティ大会(札幌市)」にて本実験内容を報告しました。

 今後、現場(実空間エリア)付近での情報共有が何よりも求められる非常災害時等、今後の地域社会における様々な分野での安心・安全を確保していくために必要となる新たな情報通信プラットフォームの一部として、本技術が幅広く活用されるよう研究開発を進めていきます。


図 1 (クリックで拡大)

図 2

図 3


学長室より
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