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宇宙システム工学科


いざ、大いなる宇宙のフロンティアへ


宇宙システム工学科では、宇宙システムに限らず、さまざまな分野における複雑な工学システムの創生、研究開発、製造、運用を担える高度技術者・研究者の養成を目指しています。
学生は、「機械宇宙システム工学コース」と「電気宇宙システム工学コース」に分かれて機械または電気の専門科目を学びます。更に、宇宙工学に関する専門科目を学ぶと同時に、システムエンジニアリングやプロジェクトマネジメントを講義やPBLを通じて学びます。
学生は、宇宙システムを題材として、複雑なシステムをどのように作り、プロジェクトをどのように実施するかを学びつつ、システム及びプロジェクト全体を俯瞰できる資質を身につけます。宇宙システム工学科は、次世代の宇宙開発・利用を担いたいと思うキミたちに、ホンモノの宇宙を学ぶ場を提供します。

研究室イチオシの研究

夢のスペースプレーンを目指す有翼ロケット実験機



米本 浩一 教授 藤川 貴弘 助教 宇宙システム研究室
2011年に135回の打上げで退役したスペースシャトルは、飛行機のように地表と宇宙空間とを往来するスペースプレーンの実現を期待させる画期的な宇宙輸送システムでした。しかし、そのスペースシャトルの初飛行から40年近く経った今でも、完全再使用が可能なスペースプレーンは実現せず、毎回莫大な製造費をかけて機体を新造する使い捨てロケットが主流なのは、なぜでしょうか。それは、人類が未だ大気の酸素を利用した高性能な推進エンジン、超軽量な機体構造や完全な自律航行などの革新的な技術を手にしていないからです。私たちは、機体空力形状やシステム最適化の研究、自律航行に不可欠な誘導制御技術の開発、また比強度の優れた炭素繊維強化プラスチックを利用した軽量な極低温液体燃料タンクの研究試作などを進めるとともに、その技術実証を目的として有翼ロケット実験機の開発と飛行実験を小型有翼ロケット実験機の打上げ 行っています。一緒に夢のスペースプレーンの実現を目指しましょう。


コース紹介

機械宇宙システム工学コース

宇宙システムに代表される複雑な工学システムに機械分野を基礎にして取り組む素養を身につけるために材料力学・熱力学・流体力学・機械力学・機械材料といった機械工学に関する基礎を学んだ上で、PBLを通じたシステム工学・プロジェクトマネジメント並びに、宇宙材料・宇宙環境・軌道力学・推進・通信・流体・熱構造・誘導制御といった各種要素技術に関する科目を学びます。

電気宇宙システム工学コース

宇宙システムに代表される複雑な工学システムに電気分野を基礎にして取り組む素養を身につけるために電気回路・電磁気学・電子回路・半導体・電気電子材料といった電気工学に関する基礎を学んだ上で、PBLを通じたシステム工学・プロジェクトマネジメント並びに、宇宙材料・宇宙環境・軌道力学・推進・通信・流体・熱構造・誘導制御といった各種要素技術に関する科目を学びます。

学生の声 勉強していること

人工衛星を打ち上げる!子どもの頃から夢見た世界


村上 弥生 さん
趙研究室
私立東筑紫学園高校(福岡県)


小さい頃から星が好きで、宇宙関係の仕事に憧れていました。九工大を選んだのは、宇宙工学の研究が充実し、学生が行うプロジェクトも活発だから。入学後、衛星開発プロジェクトに参加しました。「鳳龍弐号」の打ち上げの頃でした。先輩たちを目標に頑張り、やがて自分たちが主体となり、2年間全力で衛星開発に取り組みました。自分たちの手で開発した衛星が打ち上る喜びはかけがえのないものです。3年次にはPBLの授業でロケットを製作。4人グループで完成させたロケットを、実際に平尾台で打ち上げました。ロケットが帰ってきた時はとても嬉しかったです。今後、宇宙工学の知識、衛星開発プロジェクトの経験を活かして、人工衛星の開発や、打ち上げの手助けを行う仕事がしたいと思っています。九工大は、やりたいことを全力でできる大学です。受験生の皆さん、いま学んでいることは大学での基礎となります。たくさん勉強してください。


卒業生の声 私のチャレンジ


中学生の頃から決めていた。航空宇宙分野で「ものづくり」を


廣木 侑 さん
三菱重工業株式会社 名古屋誘導推進システム製作所
工学研究科 博士前期課程 機械知能工学専攻 修了


中学生の頃に、宇宙飛行士の毛利衛さんの講演を聞いて以来、将来は航空宇宙分野の製品開発・設計・製造に携わりたいと考えていました。現在、航空宇宙製品の構造設計をしています。設計した部品が、最終製品になるまで目の当たりにすることができ、仕事の面白さ、やりがいを感じています。将来は、製品全体の設計を取りまとめる技術者になりたいと思っています。


夜空に輝かせたい自分の星。宇宙開発の最前線で世界に貢献を


大瀬 貴之 さん
日本電気株式会社(NECスペーステクノロジー株式会社 技術本部に出向中)
工学研究科 博士前期課程 電気工学専攻 修了


人工衛星用の電源システムを設計・開発しています。小惑星探査機「はやぶさ2」の開発にも携わりました。きっかけは、大学で関わった人工衛星の地上試験や衛星開発の学生プロジェクトです。苦労して作ったモノが、世界中の期待や自分たちの思いを乗せて宇宙に翔んでいく。まさに夜空に輝く自分の星だなと。今後も宇宙開発の最前線で世界に貢献できるよう頑張ります。


主な就職先


[宇宙関連]IHI、NTN、川崎重工業、GS ユアサ、住友精密工業、中菱エンジニアリング、ニコン、日立製作所、SUBARU(富士重工業)、富士通、三菱重工業、三菱電機、九電工、神戸製鋼所、日本電気東芝スペースシステム、スカパーJSAT、日本電気、日本電気航空宇宙システム、[その他]Hitz日立造船、JFEスチール、JX日鉱日石エネルギー、MHPSエンジニアリング、旭化成、いすゞ自動車、宇部興産、クボタ、クラレ、コニカミノルタ、住友電気工業、セイコーエプソン、大日本印刷、東レ、トヨタ自動車、日本化薬、日本精工、パナソニック、富士電機、三菱化学、三菱樹脂、ヤマザキマザック、日本トランスオーシャン航空、本田技研工業、TOTO、東芝、中国電力、新日鐵住金、新日鉄住金エンジニアリング、九州電力、ヤマハ発動機、三井造船


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