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情報・通信工学科

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コンピュータと通信を駆使した次世代スマート社会の実現


産業や生活を含めて、人や物が情報を介して相互に連携し協調するための高度なICT(情報通信技術)の利活用は、現代社会では必要不可欠。そのような「次世代スマート社会の実現」を支えるために、情報・通信工学科では、ハードウェアとソフトウェアのコンピュータ技術と情報通信技術を身につけた人材の育成を目指します。
そのために情報・通信工学科では、セキュリティやクラウド、組込みシステム技術を基にさまざまな情報システムを開発する「ソフトウェアデザイン」、コンピュータやモバイルネットワークでの有線・無線技術や通信・ネットワーク技術を身につける「情報通信ネットワーク」、コンピュータの心臓部をなすLS(I 大規模集積回路)の設計・開発やこれらを活用したシステムを設計・開発する「コンピュータ工学」という3つのコースを設けています。
コンピュータと通信を深く理解することで、卒業後は、総合的な情報システムを設計・開発・運用する能力を身につけた、ICT 社会の即戦力としての活躍が期待されます。

研究室イチオシの研究

安全・安心なLSIの創出に向けて



温 暁青 教授 高信頼集積システム研究室
高度情報化社会と次世代産業に欠かせないスマートフォン、人工知能、ロボット、自動運転などを可能にしているのは、僅か10数mm角の基板上に数億個もの素子を持つLSI (大規模集積回路)であり、「LSIを制する者は未来を制する」と言っても過言ではありません。しかし、LSIを構成する素子の1つにでも欠陥があれば、システムが誤動作し、生命や財産に莫大な損害を与えかねません。温研究室では、LSIに製造や劣化による欠陥がないかを調べるというLSIテストの研究・教育を行っています。LSIテストは、例えるなら、1億2千万以上の人口を持つ日本のすべての国民の健康状態を瞬時に調べ上げるほどの挑戦的な課題ですが、その研究成果は安全・安心な情報化社会の実現や高度な次世代産業の創出に大きく貢献しています。温研究室では、特に低電力LSIテストで世界トップレベルの研究を行っている他、実践的な英語教育を通じて世界に通用する高度な技術者を育成しています。


コース紹介

ソフトウェアデザインコース

さまざまな業務分野のエンタープライズ系情報システムや、それらを支える基幹システム、あるいは組込みシステムなどのハードウェアと直接関わるソフトウェアの開発において、プロジェクトの中核となるソフトウェア技術者を養成。将来は、電気系メーカー、通信会社のコンピュータシステム開発や、自動車など製造業における組込み機器開発といった分野での活躍が期待されます。

情報通信ネットワークコース

多様な有線・無線通信を行う情報ネットワークや分散システムにおいて、各モデル階層(通信機能を階層構造に分割したモデル)の設計・実装・制御・分析に必要な技術を習得し、情報・通信機器、通信システム、ネットワークインフラ、総合的な情報システムの設計から開発・運用まで学びます。将来は、主に情報・通信機器メーカーの研究開発部門などで、活躍の道が開かれています。

コンピュータ工学コース

コンピュータの動作原理を深く理解した上で、心臓部をなすLSI の設計・開発を学び、さらにそれらを応用した組込み機器やコンピュータシステムの設計・開発、コンピュータを利用した効率的な問題解決手段の開発などにも取り組みます。製造業全般、情報・通信業において、半導体・電子回路・情報システム・組込みシステムなどの設計開発の即戦力となる技術者を育成します。


卒業生の声 私のチャレンジ


新規ビジネスのチームを引っ張る、優れたリーダーに


紀伊 桂一 さん
日本電気株式会社(NEC ソリューションイノベータ 第一 PFソフトウェア事業部に出向中)
情報工学研究科 博士前期課程 情報創成工学専攻 修了


学生時代から、世界中の技術者とコミュニケーションを取りながら、最先端の技術を学びたいと思っていました。希望がかない、入社後3年間米国に赴任し、米国企業(Red Hat社)との共同開発に携わることができました。現在、企業の中核業務を扱う基幹系システムへのオープンソースソフトウェアの導入・保守サポートやRed Hat 社との窓口を担っています。また、新規ビジネス立ち上げに向け、チーム作りにも取り組んでいます。チームが一丸となれるような優れたリーダーを目指します。


目指すものが分かれば、今していることの価値に気付く


植田 啓文 さん
日本電気株式会社 製造・装置業システム開発本部
情報工学研究科 博士前期課程 情報システム専攻 修了


入社以来、無線ネットワーク関連の新技術開発に8年間取り組み、実用化・製品化を達成、次の挑戦として、車の自動運転化に伴うサイバー攻撃に対するセキュリティ技術を開発しています。自動車運転技術の最先端に関わり、自分が関わった技術を通して世の中の変化を実感できることにやりがいを感じます。将来の目標は、セキュリティとネットワークの知識を活かし、セキュアネットワークの研究者になること。皆さんも、目指すものが分かると今の努力の価値が分かると思います。

お客様があっと驚くような車を作ってみたい


小材 聡 さん
トヨタ自動車株式会社 第2先進安全開発部
情報工学府 博士前期課程 情報システム専攻 修了


大学時代に車に興味を持ちはじめ、また、世に出ていない新しいものを作りたいという思いがあって、自動車メーカーに就職しました。現在、アクセルの踏み間違いなどによる衝突の緩和や、車庫入れのアシストなどを行うシステムを、さまざまな車両に展開する仕事をしています。当社のMIRAI が燃料電池車として世の中に衝撃を与えたように、将来は、電気自動車や燃料電池車のように、お客様があっと驚くような車を開発することが目標です。皆さんも、自分の思いに沿う道を進んでください。

新しい通信技術で、誰も想像できない未来を創りたい


本行 礼奈 さん
株式会社東芝 研究開発センター
情報工学府 博士前期課程 先端情報工学専攻 修了


中学生で海外ホームステイ、大学生で海外研修に行って実感したのは、その数年間で情報通信技術が著しく発達したこと。この分野に可能性を感じました。現在、次世代無線通信システムの研究や次世代製品で使う技術の開発をしていますが、自分のアイデアが製品に使われ、人々に驚きと感動を与えるかもしれないというわくわく感があります。夢は、世界中の「人と人」「人とモノ」をつなぎ、人々の生活をより豊かにすること。今は想像もつかないような未来の世界を創りたいです。


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