コース紹介

2014年度講義・実習参加者アンケート結果

総合実習受講生アンケート結果(2014年度)
小型EV車自動運転制御総合実習
自動運転支援センシング技術総合実習
移動ロボット制御総合実習
@ホームサービスロボット製作総合実習
ミニカー/ミニロボ製作総合実習
認識プログラミング総合実習
「ロボット工学概論」アンケート結果(2014年度)
全体の進め方について 感想・意見
講義ごと 感想・意見
機械加工実習受講者 感想・意見


総合実習受講生アンケート結果(2014年度)


小型EV車自動運転制御総合実習


実習に参加した感想

  • 大学生や、院生の方たちと一緒に学んだり、一つの目標に向かって作業をするという普段では経験できない体験をすることが出来たので、良かったです。また、私は班の代表として他の方の前でプレゼンを行う事も出来、今後の改善点なども見つけたり、伺うことが出来たので、非常にいい経験を得ることが出来ました。今後、似たような機会がありましたら是非参加したいと思いますし、また後輩たちにも参加してもらいたいとも思っています。(高専・学部インターンシップ生)
  • 始まる前は、どのような実習でどんな人達と実習していくのか分からず不安でしたが、いざ始まると講義も分かりやすく、先生方や一緒に実習を進めていく班の仲間とも仲良くなれ、開発も分担しながら進められました。とてもいい開発環境だったと思います。(高専・学部インターンシップ生)
  • MATLAB、SIMULINKの基礎知識身に付けることが出来た。制御工学の振動現象(整定時間)を実施に電気自動車の走行軌道で確認することが出来た、またPID制御のゲイン変更や一時遅れ関数を組込むことによりその振動現象の改善効果を実感できた。(カーロボ履修生)
  • Matlab/Simulinkを利用した小型EV車(COMS)の制御実習は研究でも利用できる内容であり、さらに最先端の自動車技術を学べたため、非常に良い経験となりました。また実際にモノを制御するため、座学などの授業と比べて知識が身についたと感じました。(カーロボ履修生)
  • 私はこの実習を通して、自動車の制御の難しさを学んだと同時に制御の面白さを体験することができました。実習で使用したソフトウェア「MATLAB/Simulink」は私が所属している研究室でもロボットの制御に用いており、これから研究を進めていく上で重要なスキルをこの実習で身に着けることができました。また、小型EVの制御系設計を行うことで、ハードウェアを壊さないようにするための制御系を設計できる思考が身についたことは良かったと思います。本演習では、小さなロボットカーだけでなく実際の小型EVを用いて制御演習を行うことができたため、大きな制御対象ならではの問題点なども多かったです。しかし、社会に出て扱い制御対象のほとんどはこのような大きさのものであるため、素晴らしい体験ができたと思います。また、班員全員で役割を分担しながらお互いに議論し合い、積極的に作業できたことは良かったと思います。(カーロボ履修生)
  • とても貴重な体験をできたと思う。普段の研究で使わないソフトウェアなどを使うことができたことが参加して良かった点である。(カーロボ履修生)

改善した方が良いと思う点

  • 天候によって使用できる機器に制限等が出来てしまったので、天候に左右されない環境が欲しいと思った。EV車が4台に対して積載バッテリー用の充電器が2つしかなく、順番で回す必要が出てしまったので、車輛台数に合わせたバッテリーが欲しいと思った。
  • 開始時間、終了時間があいまいで、戸惑った。応募した時点での実習計画との大幅な変更はない方がよい。
  • 今回の実習はグループを分けて競争する形ですが、グループ間のコミュニケーションは今よりもう少し多くなったら、更に他の人の考え方などから勉強になれるではないかと思います。
  • それぞれの制御用の車で制御方法が異なったため、もう少し詳しくハード、ソフトの説明をしたらよかったと思います。また実習の途中で無線LANがつながらないトラブルがあり、何もできない状況があったため、そういった状況をなくすようにしたら、良かったと思います。さらに、自動運転にはカメラやGPSなどの機能が備わっていますが、2週間という短い期間では実装することが難しかったため、もう少し導入の部分を削り、車の制御への時間を多くするなど改善した方がいいと思います。

自動運転支援センシング技術総合実習


実習に参加した感想

  • この実習に参加したことで、今まで全く知らなかった新しい分野に触れることができいい経験となりました。ここで得た知識を直接自分の研究に活かすことは難しいですが、どこかで糧になると思います。また、私達のグループは努力が実り、最優秀賞をいただくことができ、とても嬉しく思います。周りが院生の方ばかりでしたが皆さんとても良い方で、多くのコミュニケーションを取れましたし、ディスカッションも活発に行うことが出来ました。これが最優秀賞をとれた要因ではないかと思います。総合的に見てとても充実した実習となりました。(高専・学部インターンシップ生)
  • 私の学校の学科のカリキュラム内にプログラミングに関する物がなかったので今回の実習は新鮮でより良いものになった。本実習の目標は人、車の台数の検出であったが結果として検出までは至らなかったが、通常では得られない経験、他分野の様々な考え方や、工夫点など非常に有用な物が得られたのでこの2週間はとても充実していました。今回の体験を基に以降の技術に対する生活をより良いものにしたいです。(高専・学部インターンシップ生)
  • 今回初めて参加しましたがとても勉強になりました。特に僕が参加した自動運転支援センシング技術はテレビでも最近よく見る今話題の最先端技術です。以前から興味があり、自動運転技術の今を実際に触れてみてとても楽しかったです。確かに新しいことばかりでうまくいかないことのほうが多かったです。しかし習うことのほうが多かった分、その分ますます興味が出てきたので良かったと思っています。また、他高専の方々や他大学の方々との交流ができたのもよい経験になったと思います。同じ高専でも技術力の高い方ばかりで自分の未熟さを思い知り、いい刺激になりました。ほかの学校の学生と交流する機会がなかなかないので楽しかったです。ほかにもラボツアーや日産のリーフの見学会などの実習以外の体験も印象に残っています。それぞれの大学がどんな研究をしているのかが知れてよかったです。今回のカーロボ連携大学院で学んだことはいつか必ず役に立つと思います。これからもさまざまなことを勉強していくと思いますが、今回勉強したことを忘れずに活かせていけたらいいなと思っています。(高専・学部インターンシップ生)
  • 今回の実習に参加することによって、自動運転がどのような技術であるかを体感することができ、より身近な問題としてとらえることができるようになった。(カーロボ履修生)
  • すごく有意義な時間を過ごせた。プログラミングが慣れていない人は苦労しているようだった。(カーロボ履修生)
  • とてもいい経験です、自分の研究に関して、楽しかったです。(カーロボ履修生)
  • 普段出来ない貴重な経験が出来て良かった。2週間という短い時間で結果を出すということはとても難しかったが、仲間と協力して1つの事を成し遂げるということが良い経験になった。(カーロボ履修生)

改善した方が良いと思う点

  • できればもう少し長く滞在して、より難しい課題を実現したかったです。
  • 一緒に実験のデータを取ったら、いいと思います。
  • 実習時間がもう少し長ければ良かったと思った。

移動ロボット制御総合実習


実習に参加した感想

  • 実際のモノに触れることで,普段,学校で勉強していることをよく理解することができた。与えられた課題に対して完ぺきではなかったがチームメンバーと協力することで達成することができた。(高専・学部インターンシップ生)
  • 自分が今学校で習っていることよりも内容が難しく苦労しましたが、とてもためになりました。(高専・学部インターンシップ生)
  • 想像以上に高度なことをやったためいろいろと大変だったが,確実に自分の力になったと思う。参加して本当によかった。実際の制御に触れたことで,ロボットの制御分野に対して今まで以上に興味を持った.これから頑張っていきたい。(高専・学部インターンシップ生)
  • 他の実習の競技を、見学できたのが良かったです。どのように車に、技術を使用していくのかが良く分かりました。車やロボットを実際に使用した実習は、とても面白く、実践的な技術を身につけることが出来たと思います。(カーロボ履修生)

改善した方が良いと思う点

  • スライドやソースコードの誤植を訂正すること。印刷したときに,ブロック図が見づらくなっているときがあること。SimLinkブロックの説明一覧を用意してもらえると効率的に取り組むことができること。
  • 内容が難しくていまいち理解できないまま実習が進んでいったので,もう少し理論の説明をして欲しい。また,サンプルプログラムについてもっと解説をして欲しかった。

@ホームサービスロボット製作総合実習


実習に参加した感想

  • プログラムやそれぞれのものを統合させる作業など,機械工学科では普段経験できないようなことを経験させていただき,とても勉強になったインターンシップでした。また,学生の方々から大学での生活のことや,ラポツアーでいろいろな研究室の研究を見させていただき,ロボット以外のことについても興味が持て,とても充実した2週間でした。(高専・学部インターンシップ生)
  • 今回、私は@ホームロボット製作において画像処理を担当しました。その中で、顔認識や人物追跡のアルゴリズムの利便さを知り、もっと詳しく知りたいと思いました。アルゴリズム自体はブラックボックスで使用していましたが、これからその内容を理解し今後の研究に役立てたいと思っています。実習全体については、非常に充実したものだったと思います。実習中は先輩方に丁寧に支援していただき、休憩時間や休日などはご飯や遊びに連れて行ってもらい、非常に楽しかったです。実習期間については、2週間という限られた期間の中それぞれが協力しロボットを作りあげることができましたが、やはり短い期間が最後の完成度に響いたと実感しました。それらの経験も含め、自分にとって有意義な実習となったと思います。(高専・学部インターンシップ生)
  • 実習の内容はとても濃く、体力的にも厳しいところがありましたがとても興味深く面白いインターンシップでした。今後のロボットの新たな可能性や明るい未来を見ることができたように思います。(高専・学部インターンシップ生)
  • 学部編入や大学院進学する上で、このインターシップは学生が知りたい研究室の具体的な活動内容を知ることができとてもよかった。自分の場合は九州工業大学に進学する訳ではなかったが、もしもっと早い段階でこのインターシップを知っていたら九州工業大学の院に進学を考えたと思う。また実習内容も初めて取り組む内容だったが、事前の準備がしっかりしていて取り組みやすく、それでいてやりがいもあったので参加できてとてもよかった。(高専・学部インターンシップ生)
  • 自分が学んだことのない領域の技術や、触ったことのないものに多数触れることが出来たので、良い学習経験になった。また、移動ロボットの基礎的な知識を更に深めることが出来、今後の研究活動に活かそうと考えている。自分はチームリーダーとしての活動も行ったが、それぞれ経験の異なるメンバーをまとめるのは非常に大変だった。メンバーそれぞれの作業の進捗を把握して、チーム全体として足並みをそろえることに重きをおいた。最終的に全体を通してロボットが動いた時は、非常に達成感があった。全体的に、充実した実習であったと感じている。(カーロボ履修生)
  • 大変有意義な時間を過ごせたと思う。新しい技術に触れるということで、最初は不安であったが教育体制も整っており(これはコースによるのか、年度によって違うのかは不明)学習もスムーズに進み、最初に概要をつかんでそこから細かい部分の学習に入れたのでモチベーションも維持できたと思う。(カーロボ履修生)
  • ロボット向けOSであるROSに触れる良い機会となり、勉強になったと思っている。また、複数人で開発したプログラムを統合して、ひとつのロボットとしてまとめ上げる作業を実際に体験できたことは今後の活動にも役に立つことだと思う。また、他大学や高専からのインターンシップ生とともに作業をすることができ、かなり忙しい2週間ではあったが、それと同時に実習での作業やその後食事に行くなどの交流で密度の濃い2週間を過ごせたと感じている。(カーロボ履修生)

改善した方が良いと思う点

  • 実習を終えて、インターンシップの期間が少し短いと感じましたが高専生なども参加することや大学側の予定があることを考えると仕方がないのかなと思いました。SLAMを導入するのが初ということなのでやはりSLAM、タスク設計側の負荷がかなり大きかったのではないかと思います。
  • スケジュールがとてもハードでした。もう少し余裕のある内容になればと思います。
  • 実習を選ぶ段階で細かい実習内容、実習に必要な前提知識を明確にしてほしい。事前に詳しくテーマ内容が分かっていれば実習や実習のテーマの選び方も変わったと思う。
  • 各パートを3つに分担して作業を行ったが、パートごとに作業内容の重さに差があるように感じた。また、すでに作られているプログラムやロボットを用いたが、それらの仕様の説明が不十分な状態でシステム結合の設計を行ったので、後ほど判明した仕様に合わせて設計を大きく変更する必要があり、苦労した。具体的には、サーバの仕様(フラグのやりとりがどのように行われるのか、内部でシーケンス処理は記述できるのか、スループットはどうか等)、台車への指令(速度制御はできるのか、回転運動と並進運動は同時に行えるか等)をもっと早めに知りたかった。
  • 1週目は班行動をし,2週目にチームごとの統合をするという形でしたが,統合するのに思いのほか時間がかかり,2週目になって問題が改善できそうな発見を試したりする時間がなかったのが残念でした。

ミニカー/ミニロボ製作総合実習


実習に参加した感想

  • 本実習を通して、制御の基礎を学び、それを応用してミニカーを制御するために試行錯誤していく時間はとても充実していました。特に、チームとして考え、助け合いながら実習を行うことで、チームとしての取り組む姿勢について学ぶことができたことが有意義に感じられました。また、見学ツアーを行うことで、大学や各研究室の雰囲気を感じ取ることができ、今後の進路の参考になりました。さらに、カリキュラム以外での交流の場や手厚いサポート、サービスをたくさん用意していただき、心身に負担のかかることなく実習を行うことができました。楽しく、充実した2週間を過ごすことができたことにお礼を申し上げます。(高専・学部インターンシップ生)
  • 今回のインターンシップを通じて,制御システム開発の基礎を学ぶことができ、競技課題を通じて実際に動作させる難しさ、重要性を感じました。高専の実習では専攻科・大学院の方と実習をする機会がなかったので貴重な経験ができ、良かったと思います。(高専・学部インターンシップ生)
  • 我妻先生の計画の進め方やずれの修正方法はためになったが,実習内容のミニカー組み立ては正直に言うと少し退屈だった。MATLAB班が作ったものをそのまま使えず,実際のミニカーの動きを見ながら微調整をして,あまり制御班のやったことが生きなかった。ただ,これは通信班が渡した速度やステアリング角の情報が正確ではなかった可能性が高いので,そこは反省点だった。(カーロボ履修生)
  • 実習を通じて高専生や北九大の学生と交流を持つことが出来てよかった。実習期間が短く感じたのでもう少し長くてもいいと思った。同時期に行われていた@ホーム実習に比べて充実感や疲れ度合いが少なかったと思う。(カーロボ履修生)

改善した方が良いと思う点

  • 1週目の実習は時間の余裕が多く、2週目は少なかったので1週目の時間数が多い方が良いと思います。
  • 車にセンサを取り付けるなど,制御がもう少し活躍できるようにしてほしい。
  • 内容を具体的に詰める。個性を出せるような課題設定にする。複雑な課題にすれば、点数計算は大変になりますが、その分解法も増えて班によって様々な生成経路を編み出すことができると思います。また制御班は理論の勉強時間を長くとるよりも課題用の生成経路を編み出すことに時間を費やしたほうがいいように思えます。

認識プログラミング総合実習


実習に参加した感想

  • キネクト、画像処理に関して基本的なことを学べた上にiOSをがっつり関われて非常によかったです。5日間連続の時はきつかったですが、学習定着度は早く良いです。(カーロボ履修生)
  • とても良い環境で実習を行うことができ、良い実習であった。課題解決に詰まった際は、先生がアドバイスをしてくれ、毎回確実に力をつけることができた。(カーロボ履修生)
  • KinectやiPhoneを使用したプログラミングができ良い経験になった。普段行わないグループでの開発ができ良い経験になった。(カーロボ履修生)
  • 貴重な体験ができた。(グループでの活動する機会は少ないため)(カーロボ履修生)
  • 普段扱わないデバイスを扱える良い機会になった。自身の研究以外で現実的な問題に取り組むことは少ないので良い経験になった。(カーロボ履修生)
  • 複数人で同じシステムの開発を行う機会がこれまでなかったが、実際に演習で行い、よい経験になった。(カーロボ履修生)

改善した方が良いと思う点

  • 車の情報(速度、燃料の残量など)をリアルタイムに取得できるシステムがあると今回作ったiOSアプリの比較検証が行いやすいです。例えば、トヨタはプリウスを使って情報取得できるAPIを試験的に用意しています。
  • 作業がしづらいことがあったので、可能であればディスプレイがもっと欲しいと感じた。
  • 長期にして、単位を認定してほしい。
  • この実習日程とその他の集中講義やインターンシップが重なることがあるので、この実習にも単位があるとうれしい。
  • 単位が出てくれたら参加意欲が高まると感じた。

「ロボット工学概論」アンケート結果(2014年度)


全体の進め方について 感想・意見


  • 前半部分でロボットの現状を知り、後半部分ではロボットを創るのに必要な知識や技術の概略を勉強でき、現状を知ってどのような技術が使われているかという流れになっており理解しやすかった。(重複回答:他10件)
  • 全体的に落ち着いた雰囲気で、わかりやすい内容でもあったため理解しやすかったです。実際に企業で働いている方からもお話を聞くことができ、将来設計にも役立ちました。(重複回答:他5件)
  • ロボット工学に関して、数学的なアプローチからの講義があったり、実際の企業の方の話を聞けたり、コンピュータのシミュレーションもあったりとバラエティ豊かでとてもためになる講義だったと思います。(重複回答:他16件)
  • 1つの科目の中で、さまざまな分野の、より実践的なお話を少しずつかいつまむことができました。その中で興味を持った内容については今後、より深く学んでいけたらと思います。
  • 全体としては概論なのでざっくりとした話を聞くことができ,大まかにロボットについての知識を得ることができたと思う.講師と講義の内容がスケジュールに書いてあったことで予め内容を把握できたので非常に授業に出席しやすかった.
  • For the whole impressions, I found that this lecture is very useful for students in the department because it like a whole brief big picture about robotics. Hence, the students can get idea and knowledge to pursue with their research after all.
  • 全体を通して,この講義に満足しています.たくさんの方からのお話は,とても自分の身になりました.今回,実際にパソコンを使った演習などを行った講義は1コマでしたが,もう少し演習のコマ数を増やしてもいいのかなと思いました.話をただ聞くよりは,実際に演習をした方が,知識も身に付きやすいと思うからです.また,このような講義があるときは,ぜひ受講したいです.(重複回答:他3件)
  • 個人的には英語講義をもう少し増やしてもいいかなと思った。専門用語は事前にまとめてくれたら、英語講義が聞きやすくなると思う。
  • 毎週別の先生がそれぞれの専門分野の話をしていくというのはとても面白い授業だったと思います。ただし、一人の先生の授業時間が大体1限分だったこともあり、授業のスピードが少し早く、理解できなかった場所がいくつかあったのでここを改善してもらえればとても良かったと思います。
  • 大学の先生が講義を担当しても、自分の専門分野について1コマで話すのは無理だと思う。その分内容が薄くなってしまい、分かりにくくなる可能性がある。そのため企業研究も兼ねて、企業の人や卒業生の話を聞けたら面白い講義になると思う。
  • それぞれの講義で、分野の違う話が聞けて興味深かった。ただ、レポートの提出方法が様々だったため、統一してほしい。(重複回答:他4件)
  • ロボット工学概論、というにはあまりにも一貫性がないように感じた。それぞれ異なる先生や、企業の方が講義をするので仕方ない部分はあると思うが、ロボットでないものも含まれていたり、産業用機械なのかロボットなのか、一体何の説明を受けているのか分からなくなった。全体として、ロボットという点に観点をおいた話を、違った方面から話をしてもらう方が良いと思う。
  • It was a good opportunity to attend the classes and learn the different technological understanding required to work in the interdisciplinary field of robotics. From Mechanical engineering to electronics and from biological inspired intelligence to research management. This will help me a lot for my research and future career.
  • いくつかの講義でマイクを置いて話すところがあり,音声が聞こえなかった。
  • 大きなスクリーンに映るのが若松側のPCの画面のみだったので、講師の方の表情や身振りジェスチャーがまったく伝わらなかった。PCの画面と講師の方を同時に大きなスクリーンで映すことが出来れば、理解の助けとなるかもしれないと思った。(重複回答:他1件)

講義ごと 感想・意見


1:産業用ロボット概論・歴史(安川電機 井上氏)
2:サービス用ロボット概要(安川電機 井上氏)

  • 産業用ロボットがどのような制御で動いているのか興味があったため学ぶことができよかった。
  • 現在のロボット技術の発展と企業の取り組んでいる事,現在のロボットの問題点などが分かりやすく書かれていて,理解しやすかった.(重複回答:他10件)
  • 実際に工場で使われているロボットについて学ぶことができてとても参考になりました。これからの研究にも活かすことができるかもしれない内容でしたのでとても良かったです。(重複回答:他3件)
  • 難しい式などを、あまり使わずに、動画などを用いていたので、分かりやすかった。
  • Industrial robot Introduction and History, service robots Overview (Yaskawa Electric Inoue) as the lecture content was giving overview of the current trend in industry and the approach of research and development in industry. This is good both with respect to obtaining industry work as well as doing University research.
  • 企業の歴史等にはあまり興味が湧かない。
  • 安川電機の歴史や産業用ロボットにおける時代的遷移などを教授して頂きましたが,それらの知識が今後どのように活用できるのかを思いつくことができませんでした。

3:医療・リハビリ用ロボット(産医大学 和田准教授)

  • 現場の内容を聞くことができ、とてもよい経験となった。(重複回答:他1件)
  • 医療の現場にロボットが、どのように活躍しているのかを学べてためになった。
  • 医療現場だけでなく、開発中の非産業用ロボットの紹介も多かったので、分かりやすかった。
  • 私たちが受講するほかの授業ともっともかけ離れていたため、新たな知識が身につき、また、別な分野への応用性が期待できるのだと思った
  • 私が所属する研究室は運動機能障害を有する方への支援装置開発および研究を目的としています。講義内では産医大学で使用されているHALといったスマートスーツの実用例などを詳細に教授して頂き,加えて和田准教授が仰っていた「より良い支援装置を開発するためには,医療現場と開発者の相互認識が必要である」ことなど,今後の研究活動に活かせる講義内容であったと思います。

4:ロボットマーケティング(九州工業大学 ジァン教授)

  • とてもわかりやすく,講義全体のテンポが良かった。(重複回答:他1件)
  • ロボットにおける技術のみでなく、そのロボットを様々な観点で商業的に生かすことについて説明されていたので、文系的要素が学べて実践的と感じた。(重複回答:他2件)
  • 自分たち技術者はモノを作ることが仕事だが、その向こうには自分たちが製作したものを使うお客様がいる。その際、お客様がいったい何を望んでいるのかを把握できていないと、いい製品はできない。そういうことを気づかせてくれる講義だった。
  • 工学(ものづくりについて)をマーケティング的に考察されており,これまで想像し得なかった知識を教授して頂いたので、非常に参考になりました。(重複回答:他2件)
  • ロボットマーケティングが個人的に新鮮でした。物を作るからには、「役に立つものを」「市場を考えろ」「市場価値」など、マーケティング視点を組みこんだ授業だったのでとても勉強になった。私たちは、大学院を卒業したら、企業に勤めるものがほとんどである。企業で製品を作るにあたって、世の中のNeedsを調べないで、「ただ自分の好きなものを作りました」では、こいつ馬鹿じゃないのかって思われる。そのために、技術者がマーケティングの本質について知るということは、極めて重要なことであることを知った。市場を調査し、売れるものを作る。大量生産大量消費の時代は終わったのだ。消費者だって年々、いろんな知識をつけてきている。売れるものをつくり売れるような販売の仕方をする。そのためには、技術者・生産者・販売者が知識を共有することが重要であると感じた。技術者が物を作って、販売者が売ればいいなんて時代はすぐに終わりが来る。これからの時代はチームマーケティングである。ジァン先生の講義は、来年もぜひ受けてみたいと思った。
  • 専門用語などが多すぎて、理解できなかった。
  • マーケティングは経済や商業分野ではかかすことはできないことではあるが、専門的に今まで触れたことがない分野の内容で少し理解しづらかったです。(重複回答:他4件)

5:工場自動化の現状(大分キヤノン 大畑氏)

  • 自動化に必要なロボットの要素が勉強できた。現在の工場自動化の現状が理解でき、とても興味深かった。(重複回答:他5件)
  • 工場でロボットを使用する際、人間とロボットが同じ空間で仕事をする際の危険性について知ることが出来た。
  • 工場における自動化を、生産技術の方々の知恵によってより最適なラインを構築するための方法、アプローチを知ることができ参考になりました。
  • 生産現場でのロボットの活躍を知れた.就職のときに,学生に求められること,やらなければいけないことが分かり,大学院での学ぶモチベーションが上がった.(重複回答:他3件)
  • 企業の方のプレゼンを見ることで、どのような考え方を持っているかや、直面している課題などに触れることができた
6:人間の感性に基づく商品づくり(TOTO 植木氏)
  • ユーザからの意見や提案を常にフィードバックし、それを技術開発のきっかけとすることの大切さを学んだ。(重複回答:他1件)
  • 実際に広く普及している製品の開発過程などの説明であったため理解しやすかった.またTOTOが身近な製品を作っている企業であることも講義が面白く感じられた理由の一つである.
  • 人間の感性と技術の融合に関する話が聞けて、大変興味深かった。(重複回答:他6件)
  • 講義の中で自分にとって一番、生活空間において身近に感じたのがトイレの開発をされているTOTOさんのお話でした。新しいアイデアを創造していく工程を知れて、とても面白かったです。
  • 生活に身近な話であり、将来商品を考えていくうえで役に立つような話を分かりやすくしてもらえたことがよかった。
  • 内容的には面白かったですが、企業説明会に参加している気分になりました。
  • TOTOの製品とその開発についての話がほとんどで、ロボットとの関連がよくわかりませんでした。
7:知能創発型・人間共生型ロボット(九工大 我妻准教授)
  • 内容が興味深かった。
  • 次世代ロボットについて詳しく学ぶことができ、ロボットに対する知識が広がりすごくためになり、かつ非常に興味深い話であった。
  • 今後の日本において大事な分野であると感じた。
  • 説明に英語と日本語をどちらも用いており、内容を理解しにくかった。どちらかの言語で統一すべきであると思う。説明は日本語でレジュメに英語で書くなど。
  • 講義資料が図や文字が小さくわかりづらかった。説明用の資料として不適切と感じた。
  • The contents of the lecture basically were about electrics and electronics. It was hard for me to understand as I came from mechanical background. Maybe the contents should be basic for all students so that we can understand in better way.

8:力学・機構1(九工大 石井教授)

  • 力学の講義以外にも最新のロボット研究動向がまとめられており,研究者が把握しておくべき情報がまとめられていた.
  • これから携わて行く研究と密接に関係している
  • 説明が分かりにくかった

9:力学・機構2(英語講義)(九工大 ナシライ准教授)

  • The reason why this lecture is the most understood by me is because the full lecture is in English. Plus, the major mechanical things in robotics were well explained through this lecture.
  • 英語が苦手なので、英語をもっと勉強しないといけないという刺激にはなったが、内容の理解までは到達しなかった。(重複回答:他11件)
  • 全体を通して英語であったため、理解に苦しんだ。せめて資料だけでも日本語の補足がほしかった。(同内容の意見:1件)

10:CAD/CAM基礎1(切削加工系)(九工大 水垣教授)
11:CAD/CAM基礎2(塑性加工系)(北九大 松永教授)

  • 図や例えなどをうまく使っており,工夫された講義で内容がイメージしやすく,分かり易かったです。また,講義のテーマ自体がもともと,興味があったということもあり,講義に臨む姿勢も高かったからだと思います。
  • 加工技術などの機械分野の講義だったので、理解しやすかった。
  • 切削、塑性加工は加工法の中でも重要な役割を担っており、大変興味をそそられましたがもう少し加工法の具体的な理論を説明していただきたかった。
  • 研究でCADを使用するため、ためになった。
  • 少ない講義時間ではありますが、実際にCAD/CAMを用いた実習を行って貰えれば更に良かったと感じました。
  • CAM自体になじみがなく,切削機に触ったことがない自分にとっては,専門用語が多かったような気がした。(重複回答:他1件)
  • 工作機械などの「機械加工」により、ロボットの部品を作ることは、私の所属している研究室でも行われているため理解できます。しかし、実際にCADデータを作って送信して削り出す工程に、1コマを使う理由が分かりません。口頭で刃の説明、削り方を提示されても、使用経験が無ければ想像することができませんし、それに伴い、ロボットに(力学的に)どのような影響が出てくるのかも分かりませんでした。
  • The CAD/CAM lecture was a little difficult for me to understand well, as the lecture requires a little exposure to mechanical engineering and the capability to work on CAD.
  • 3Dプリンターは,有名で知っていたが,その原理などを知りたかった。

12:制御理論基礎1 (九工大 猪平講師)
13:制御理論基礎2(MATLAB/Simulink演習)(九工大 猪平講師)

  • MATLABは私の研究でも少し使っているので、MATLABに関する知識を増やすことができたのでためになった。(重複回答:他4件)
  • 実際に演習をし、制御の仕方を知ることが出来、このような実践的な授業を増やした方が力になると思った。(重複回答:他5件)
  • MATLAB/Simulinkの実習は、初めて使用したにもかかわらず、資料が適切であったため使用方法は理解することが出来た。(重複回答:他2件)
  • 制御工学の基礎から学ぶことができ、いい経験になった。
  • 座学のみではわからないミスに気づけるため、演習をやってよかった。
  • 内容的に分野が違い理解するのが難しく、また、将来自分にとってどのような役に立つのかがわからなかった。(重複回答:他2件)
  • 初めて使うソフトで,慣れない中,授業のスピードが速かったように感じます.ソフトの使い方を知るというよりは,プリントに沿って,黙々と作業をしているような気がしました.
  • 基本的な仕組み、目的をもう少し詳しく説明してもらいたかった。

14:ロボット向け電子回路基礎1(九工大 田向准教授)
15:ロボット向け電子回路基礎2(九工大 田向准教授)

  • 電子回路やマイコン、通信など機械系で知らなかった人でもわかりやすかった。このような授業を別の専門の講義でも行ってほしい。
  • この授業では、理論的ではなく実用的な事柄を学べたので、実際にロボットがどのように判断し、動いているのかということを学べて非常に面白かった。普段受講している授業で理論的な授業はたくさんあるが、実際に‘モノ’になったときのことを学べることはあまり無いので新鮮だった。
  • 電子回路について、研究に使われているものや、ゲーム機に使われているもの等を例にとって説明があり、興味が惹かれるような内容で、分かりやすかった。
  • 講義中の事をそのまま演習にするのではなく少し考えさせるような形式をとり,演習に30分ほど割り当てられていたため,思考意欲が増した。
  • 私の研究でD/A変換やA/D変換などを扱うため電子回路の制御について理解することができました。
  • 授業スピードが少し速く、当日提出の課題の内容を十分に理解できなかった。
  • The contents of the lecture basically were about electrics and electronics. It was hard for me to understand as I came from mechanical background. Maybe the contents should be basic for all students so that we can understand in better way.
  • 内容が今まであまり深く習ったことがなかった分野で、時間もなかったためか授業のスピードも少し早かったので少し理解ができなかった場所があったように思います。(重複回答:他4件)

機械加工実習受講者 感想・意見


  • 私は情報科なので、普段はCADなどのソフトを用いる機会が無いのであえてこの実習に参加させていただきました。CADは感覚的に操作することができ、想像していたよりも使い易いと感じました。CAMは加工を行なう基礎知識がほとんど無いので、カッターの回転速度や用いる素材による設定の変更など、感覚的に分からない部分はありましたが、設定を確認するためのシミュレーションで確認することができるので、非常に便利であると感じました。今後、CAD、CAMを使う機会はあまり無いと思いますが、幅広い知識を習得するのに良い機会を頂きました。ありがとうございました。
  • 今回,加工実習を終えて,設計から製作までの一連の流れを経験することができ,有意義な時間を過ごせたと感じています.まず,solidworksでのモデル設計では,このソフトの使用経験があり,かつ容易な形状であったため,実習前は,そんなに勉強できないなと感じていたが,ソフトの使い方で,普段あまりしないやり方を教わったので,モノづくりする際の経験となったと考えます.次に,CAMに変換し,実際に工作を見学する.これは,CADからCAMへの操作を学びたく思い,この実習に参加したので,とても有意義でした.いろいろな知識を吸収したい気持ちで,多くの質問をし,それに対応してくださって,とても感謝しています.今後は,この経験を活かし,自学を行い,知識を蓄えていきたいと思いました.
  • solidworksは使用したことがあったので簡単に作ることができたが、工作機械で作る切削物を設計する際には、設計の手順や拘束条件によるエラーがでてしまうことがあるので定義をそれぞれきちんと行う必要があると感じた、実経験に基づいたエラーを出さない方法を聞くことができたので大変いい機会をいただいたと思っています。ありがとうございました。機会があったら、自分が自由に設計したものを切削してみたいです。
  • ロボット工学概論の定員の少ない実習の中,受講できとても感謝しています.実習はCAD・CAMの基本的な使い方,ジグボーラでの切削加工を行い,金型の作成工程を学ぶことができました.私は以前にSolid Works や Auto CADなどCADのソフトは利用したことがあったのですが,CAMソフトは使用したことが無かったので,普段使う機会のないCAD/CAMソフトを利用して実際の加工過程を目の当たりができたのはよかったです.このような実習は機械などの準備が多くできないので,たくさんの人が受講できないですが,私のような加工の流れなど一度も触れたことが無い人にとってはとても充実した実習だったと感じました.
  • 今回の機械加工実習は勉強になりましたが、実習と言うよりは見学だったので短時間で学生が出来る実習を設けた方が良いと思いました。